「がんばろう!岩手のスポーツ」が勝手に認定する
『いわてスポーツ検定』(みせかけ編)
【問題】
岩手県には全国トップの実力を持つ個人がいるけれども、全体では下位に位置している…
これは何?
【ヒント】
▼上位5人に
奥州市の岩渕正力さんがくい込むも、
全体で見れば東北でも最下位の46位!(2008年実績)
▼心当たりがたくさんある問題ですが、スポーツではありませんので「みせかけ編」です。
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【遺産の1】
2010年の
FIFAワールドカップ南アフリカ大会まであと500日だそうです。
報道によれば、
「
組織委員会が
ヨハネスブルクで記者会見し、コザ会長は、
『W杯の開催は、わが国に多大な遺産を残すだろう』と開催の意義を強調」したとありました。
(
jiji.com)
【遺産の2】
日本オリンピック委員会のサイトに「オリンピズム」のページがあります。
国士舘大学・田原淳子の
「人類にプラスのレガシーを 〜オリンピックの素晴らしさ〜」という論文が掲載されていますが、その結びを紹介します。
オリンピックは、競技スポーツを中核としながらも、そこには国や地域間問題、ドーピング、放映権とジャーナリズムなど、さまざまな分野の世界が絡み合い、各方面に大きな影響を与える巨大イベントに成長しました。オリンピック自体もまた、人類の英知を結集して、それらを連携・調和させ、人類にプラスのレガシー(遺産)を残し続ける模索の中で歩んでいるといえるでしょう。
【遺産の3】
「
岩手県体育協会業務課ブログ」に「25回岩手国体」というカテゴリーがあり、1970年に
岩手県で開催された国体の報告書から資料を抜き出したが記事があります。
そのシリーズの
第1回の記事には、
当時の
盛岡市長・工藤 巖さんが、
岩手県市長会会長という立場で「国体を顧みて」という回顧文が紹介されています。
これも結びを紹介します。
県も市町村も多額の財政支出を余儀なくされた。県民もまた相当な負担を分かち合った。
しかし国体は金額ではあがない得ない多くのものを岩手にもたらした。鈍重と呼ばれ、出足が遅いといわれる岩手の人々が、ひとたび力を結集すれば、こんなすばらしいことができるのだ。この自信を今後に生かしたい。
誠実、明朗、躍進は、そのまま県勢、市勢発展のスローガンでもある。国体を契機に、私たちの岩手、私たちの街を充分に見直す機会を与えられた我々県民は、郷土躍進のために、手をつなぎ、心をひとつにして、あのマスゲームのフィナーレのように、みごとな人の和をきずきあげたいものだと思う。
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◇あれ以来、調子が悪いのですか、やっぱり?
◆えっ!?
◇胃の調子ですか…胆汁のコン
トロールがうまく出来ないからでしょうかね。
◆胃の調子は悪くないけど…なんで、急に?
◇だってさっきから「胃散」の話ばっかり。
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◇あ、失礼「遺産」でしたか。結局は、壊れたり古くなって使いづらくなったりするんですよね。
1970年の国体用に整備された、
盛岡市にある県営運動公園
陸上競技場や県営体育館を見てください…
99年の岩手イン
ターハイでは、
陸上競技場がサッカーのサブ会場、体育館では何の競技も行われていませんね。
◆ではないのよ。
「遺産」というと、どうしても、施設などの形あるもの…つまり、ハードを考えてしまいます。
◇お金もね!
◆でもなくて、
工藤巌さんのおっしゃるところの「金額ではあがない得ない多くのもの」、
田原淳子さんのおっしゃるところの「人類の英知を結集して、それらを連携・調和させ」るもの…
◇ああ、「生き方」「暮らし方」などのソフトを後世に残すという意味の「遺産」ですね。
◆そう、そう。
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【クイズの答え】
日本一短い手紙のコンクールとして知られる
福井県坂井市の
「第6回新一筆啓上賞」
全国から6万を越す応募があり、その中から「大賞」に択ばれた5編の中に、
奥州市の農業岩渕正力さんの作品が入っています。
24年前に交通事故で亡くなった奥様へのお手紙のようです。
「時々お前の夢を見る。子供たちにも出てやってくれ」
(注:全国順位は
応募数の順位です。)
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◇すばらしいですね。情景が想像できますね。
句読点を含んで、1文字から40文字の手紙で争うんだそうですよ。
誰かさんのブログは、長いだけ長くても、情景なんかさっぱり思い浮かばないのにね。
あっ!「情景」は浮かびませんが、「冗長」は感じます。
◆ぎゃふん。