がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

絶対価値観

 月曜日の岩手日報に載っていた「ワカサギ釣り解禁」の記事から  写真を拝借してしまいました。  ごめんなさい。 【問題】  hirafujiはこの写真をみて、涙ぐみました。なぜでしょう。  次から正しい理由を選んでください。  �@ ワカサギ釣りに行きたかったのに行けなかったので悲しくなった  �A ずっと前に家族でワカサギ釣り行ったが1匹しか釣れなかったことを思い出した  �B 立派なワカサギを見てお腹がすいて悲しくなった  �C 写真が上手で、いつもの自分のへたくそ写真が恥ずかしくなった  �D 藪川そば食堂の「ワカサギそば」をしばらく食べていないので、悲しくなった  �E おばさんの着ているウエアを見て「あれから16年!」と感慨ひとしおになった ********** 昨日、文部科学省から、全国の小学5年と中学2年を対象に08年度に初めて一斉に実施した「全国体力・運動能力・運動習慣調査」の結果が発表されました。 今朝の岩手日報でも 『岩手っ子、体力上々 文科省全国調査』という見出しで、1面トップ記事として扱っていただいています。 『体力・運動能力の向上やスポーツ習慣確立の価値を認めている新聞』の証拠だと感心しました。記事には
「小学5年生と中学2年生男女とも全国平均を上回り、都道府県別は中2の男子が8番目、女子が5番目の好成績だった。」岩手日報
とありました。男女とも「ベスト8入り」はうれしい話です。 ところで他県は…と調べてみると ▼本県の子ども、体力も全国トップ級 文科省実施のテスト
「本県は両学年の男女とも総合で2−6位と全国トップクラスだったことが21日、分かった。県教育委員会が調査結果を発表した。全国学力テストと合わせ、秋田の子どもたちが体力でも好成績を残した。」秋田さきがけ新聞
▼本県の小5体力日本一、中2は2位 全国テスト
8種目の数値を得点化した体力合計点(80点満点)で、福井県の小学5年は男女とも全国トップ、中学2年は男女とも2位だった。<略>昨年の全国学力テストで本県は平均正答率が小学6年、中学3年ともに国語、算数・数学のすべての科目で上位3位内に入る好成績を収めており、学力、体力両面の高さが証明された。福井新聞
など、大威張りの県もあり、少し悔しい気持ちがしますが、 学力はともかく、体力・運動能力では全国レベルにあるんだなぁ…と、少しホッとしています。 ところが、全国紙を見て愕然! ▼運動しない女子 中2、週1時間未満が3割 文科省調査
「子どもの体力がピークだったとされる1985年当時の抽出調査の成績と比べ、ほとんどの種目で下回った。運動をしない子は特に女子で目立ち、中2では1週間の運動時間が1時間未満の子が3割強に及ぶ。」朝日新聞
***** 他県と比べてどうのこうの…という考えしか持たずに記事を読んでいた自分を発見しました。 もしかすると、 「相対」でしか価値を測れない人間なのかも知れません。去年よりは良い、隣よりは良い…。 本当は 「絶対」の尺度を持たなくてはいけないのだろうなぁ…と、感じた次第です。 音楽で言う「絶対音感」でしょうか。 そういえば、 高校の音楽の時間に毎時間やっていた「聴音」のテストでは、必ず全体が「はじめの一音がずれた分」だけ「正確」にずれていました。ですから、結局、「ひとつも当たらず、見事に全部はずれる人」でした。 どうやら、昔から相対的な人間だったようです。いまさら「絶対価値観」を持つことができるでしょうか? ********** 【クイズの答え】  正解は �E  おばさんの着ている「1993年アルペンスキー盛岡・雫石大会」の係員ユニフォームをみて  (いろいろあったな〜)と…。