八幡平市で行なわれている第82回全日本学生スキー選手権大会は、競技2日目です。
県出身選手の上位入賞状況は、次のとおりのようです。詳しくは明日の新聞でご確認を!
▼コンバインド スプリント 男子1部
2位 畠山長太 早稲田大学(盛岡中央高校卒)
9位 神 裕也 東洋大学(盛岡南高校卒)
10位 永井健弘 日本体育大学(北海道・下川商業←八幡平市・田山中学校)
優勝はジャパンAチームでワールドカップを回っている、渡部暁斗選手(早稲田大学)。
ジャンプ、クロスカントリーともに首位での貫禄勝ちでした。
畠山選手は前半ジャンプ5位での折り返しから、地元の声援に押されたのでしょう、
3人追い抜いてゴール。見事、準優勝です。
▼ジャイアントスラローム 女子2部
1位 鳥谷部貴絵 岩手大学(盛岡第三高校卒)
6位 渡部 巴 岩手大学(盛岡第三高校卒)
よくがんばりました。参考までに上位入賞校をお知らせします。
�@岩手 �A法政 �B日本体育 �C法政 �D日本体育 �E岩手 �F法政 �G東京農業
ちなみに、
第2位の加藤マリ(法政大学)選手は、2月のハルビン冬季ユニバーシアードの代表。
どうです、すばらしいことでしょう!
▼ジャイアントスラローム 女子3部
1位 工藤詩乃 東北学院大学(日大山形高校←八幡平市・田山中学校)
3部とはいえ強豪選手がそろっています。
準優勝は昨年の国体で成年女子A準優勝の高澤優選手(北翔大学)でした。
これも立派です。
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岩手日報朝刊には、5回シリーズの連載もので
「白銀舞台のつくり手…全日本学生スキー選手権大会…」という記事が載っています。今日は、その3回目です。
第1回は「地域住民 成功目指し会場設営」…クロカン会場の田山地区の皆さんの様子です。
2回目は「宿泊施設 選手へ気配り温かく」…田山地区の民宿の様子です。
3回目は「競技運営 気象変化に刻々対応」…安比高原のアルペン競技役員の様子です。
記事を読んで
『すごいなぁ』…と思ったことが二つあります。
ひとつは、この連載が、沿岸、県北、盛岡広域などという「地域」のページに載っていること。
選手の活躍は「スポーツ面」ですが、地域の皆さんやボランティアの競技役員の活動を伝えるこの連載は「地域面」にあります。
スポーツ関連だから「スポーツ面」と短絡してしまいそうになりますが、「今回のスキーインカレは、地域づくりの面も持っているのだ」という考えが示されていると、私は考えます。
「スポーツイベントは地域づくりの『触媒』だ!」という怪しい考え方を何度も示していた私ですが、あらためて「地域欄掲載」は、すばらしい考え方だなぁ…と、感心する次第です。
もうひとつは、
「題名」が「4文字+9文字」で統一されていることです。3回も続くと、偶然ではないでしょう。
どなたかが、頭をひねりにひねって、つけている見出しだと思います。
明日も楽しみです。
寒さの中、現場に出ている役員の皆さんには本当に感謝しています。
お手伝いに行けなくて本当にすみません。せめて、このブログで…という気持ちです。
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今日から学校が始まりました。
当然、体育館で「授業始め式」が行なわれました。
(なにも、今日になって、こんなに冷えなくても…)
移動式の石油ヒーターが3台稼動していましたが、
周囲1メートルが「少し暖かいな」というレベル。
いろいろあって1時間ほど体育館にいましたので、鼻の頭が凍傷になってモゲルかと思いました。
ふと、
(大災害があって、真冬のこの体育館に避難しても、この寒さでは、生き延びることは難しいだろうなぁ…)
たぶん、
岩手の人は誰も「厳冬の災害」なんかは『想定外』なのでしょうが、北海道の人はちゃんと考えているようで、
真冬の避難訓練なども行なわれているそうです。
真冬に電気が止まったら、私は生きてゆけるだろうか…。
【写真は今朝、日の出前の盛岡です。西の空には満月が光っていました。】