がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

五郎沼のペテン師

テレビ岩手で「KEIRINグランプリ’08」の生中継がありました。

このレースは、日本のトップ9人の競輪選手のみが出場するレースで、優勝賞金は1億円!

岩手県からは紫波高校(現在、紫波総合高校)を卒業した、「岩手の若武者」佐藤友和選手が出場していました。

残念ながら、佐藤選手は4着でしたが、

テレビでも現場でも、プロの競輪を見るのは初めてでしたので、「スポーツとしての競輪」の面白さを発見しました。

テレビ観戦だということも忘れて、ゴール前で「そこだトモカズ!」と声を上げていました。

「ごひいき」の出ているスポーツ中継ほど楽しいものはありません。

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結局、今日も学校に行きました。

気になっていた学校の機械は落ち着きましたので、

年明けまで、もう、行かなくてもよいと思います。(というよりも、願っています)

昨日のJR東日本のコンピュータ事故をみてもそうですが、機械の不都合は人間の都合に全く関係なく、

(何でこんな時に!)というタイミングでおきるものですね。

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(そうだ!五郎沼!)

今朝の岩手日報社会面のコラム「紙風船」に、次の記事があったことを思い出して、学校の帰りに、久しぶりに『みちくさ』をすることに決めました。

紫波町平泉関連史跡連携協議会は、奥州藤原氏が栄えた12世紀ごろの同町の様子を描いた歴史絵巻を町内2ヶ所に設置し、訪れる人の目を引いている。<略>

同町南日詰の五郎沼に設置された絵図は、同沼を中心に藤原一族樋爪氏の居城・樋爪館周辺を鮮やかに再現している。<略>

 五郎沼に行ってみると、

 小さな駐車場に続く小道には昨夜降った雪が積もっていましたが、

 その上には、足跡はもちろん車のタイヤの跡もありませんでした。

 小雨の中、たった一人で絵図を見てきました。

 すばらしい出来栄えです。

さて、

沼に目をやると、白鳥がいます。沼の中の小さな島に、6〜7羽もいるでしょうか。

(せっかく来たから、白鳥の写真を撮ってゆくかぁ)と、

沼のほとりにつくってある、縁側のように板が出っ張っていて、なにやら桟橋のようになっているところに立ってみました。

気がつかなかったのですが、反対側の岸には鴨も山ほどいます。

(ああ、いいところだなぁ)と

写真を撮りはじめると、鴨が大挙してこちらに向かってきます。

島にいた白鳥も近づいてきました。

編隊を組んで飛んでいた白鳥も、次々と着水してきます。

(な、なんなんだ!? こんなに鳥が集まってくる!)

たった一人だし、ヒッチコックだかに鳥が人間を襲う映画もあったようだし、…なにやら鳥に襲われそうな気がして、少し恐ろしくなり、早々と車に戻りました。

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鴨:なに、あの親父!

白:なに、あの親父!

鴨:反対岸から、みんなで集まったのに!

白:飛んでる仲間にもわざわざ声をかけて、みんなで集まったのに!

鴨:雨が降っているし年末で忙しいだろうから、今日はだめだな…と思っていたところに登場したからてっきり…。

白:しかも、あの場所に立ったから、てっきり…

鴨:礼儀知らずだよね。

白:礼儀知らずだ。

  餌やり場に立って、鳥をたくさん集めておいて「写真だけ撮って帰る」は無いだろうが!

鴨:異議なし!集めたら餌よこせ!ペテン師!

白:ペテン師!