自慢のサンタクロースたちです。
今朝の岩手日報に載った記事です。
かいつまむと、次のとおりです。
▼紫波総合高校は
▼町内の「介護老人福祉施設にいやま荘」に
▼手づくりのひざ鰍ッ50枚をプレゼントした。
▼「ライフデザイン系列」の2・3年生約40人が
▼フリース生地を重ねて縫い、
入所者全員分のひざ鰍ッを作った。
ライフデザイン系列というのは、普通の高校でいえば家政科でしょうか。
総合学科高校では、2年次から自分の興味にしたがって、いろいろな教科、科目を選択して勉強しますが、実は、何をどう勉強すればいいかという指針がないと、なかなか、教科・科目を選ぶことができません。
そこで、総合学校高校では、関連する教科・科目を一まとめにして「系列」というカテゴリーでくくって生徒に提示します。
ライフデザイン系列の教科・科目をざっと見てみると、次のとおりでした。
消費生活、発達と保育、児童文化、家庭看護・福祉、リビングデザイン、被服製作、ファッションデザイン、服飾手戟Aフードデザイン、食文化、調理、生活教養どの科目でつくったのかは知りませんが、素敵なクリスマスプレゼントをつくったものだ…と思います。
聞けば「高校生サンタクロース」は、お年寄りの皆さんと、一生懸命に握手をしたり、お話をしたりとがんばったんだそうです。
お互いによいクリスマスが過ごせたのでしょうね。
とってもいい学校でしょう!
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せっかくなので、5つある系列を説明します。あなたならどの系列から科目を選びますか?
もちろん、入学後に一年かけて、じっくりと選ぶことができますよ。
第一の系列は…
と書こうと思いましたが、ここに正確なものがありますので、どうぞご覧ください。
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昨日、お客様がおいでになりました。
地域のボランティア活動の件でご相談にみえられたのですが、お話をしているうちに
「子どもたちや学校や地域のためになることなのだろうか」という観点ではなく
「面唐ュさくないか、労力はかかりすぎないか、お金はかからないか」という視点でお話を聞いている自分に気がつきました。
新聞記事の結びには
「二年生の生内若子さんは『お年寄りの笑顔を思い描きながら作った』と喜んでいた」とありました。
自分の苦労ではなく、相手の喜びを想像することができる高校生がいる…
それにくらべて昨日の私は…としみじみと反省しています。