がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

求める力

 どっどど どどうど どどうど どどう  青いくるみも吹きとばせ  すっぱいかりんも吹きとばせ  どっどど どどうど どどうど どどう  これは「風の又三郎」であると、勝手に断定しました。  日曜日に撮影した、盛岡市仙北町交番前の「小便小僧」です。  (前のバージョンはラグビー小僧でした。次も楽しみです。) ********** 外からきた文書は、私が振り分けてそれぞれの担当の方にお渡しします。 今日きた文書の中に「第4回 国際教育振興財団 高校生エッセイコンテスト」というものがありました。 反射的に(国際交流係だな)と思ったものの(でも、エッセイだから国語科かなぁ…)と少し悩んでしまいましたので、添付の文書をじっくりと読んでみました。
開催にあたって <略> 私たち国際教育振興財団の使命は、このような時代において国際人を育てる一助となることです。そして私たちは、 国際人とは、語学力や国際経験以前に、自分自身を知る能力を持ち、ひとりの人間として考えを発信し、確固たる自我をもって行動できる人間だと考えています。 もちろんここで言う国際人とは、「社会で通用する人材」と読み替えても何の齟齬もありません。このような人材を育てるために、私たちは、生徒たちがまず自分自身で考え、行動し、また考えるという成長のステップを自然に踏んでゆけるように習慣づけることが大切なのではないかと考えています。 <略> 今回、「考え、行動する。そしてまた考える」というサイクル作りの一環として、昨年に引き続き『第4回国際教育振興財団高校生エッセイコンテスト』を実施します。 <略>
昨夜読んだ、日本体育協会公認スポーツ指導者の機関紙 「『スポーツジャーナル』2008年冬号 <特集>種をまく人々<Xメ[ツ指導者の先にあるもの=v の記事を思い出しました。
間違ってなかった「教え」 <略> いまは学業偏重の世の中で、社会に出たら分かるんですが、そんなの実は人間の能力のごく一部であって、どってことない話です。試験なんて受身の能力を試されているだけで、 社会で大事なことは、自分で目標設定をしたり問題を見つけ出したりする能動的な能力なんです。 それは学校の授業では教えてくれません。スポーツをやり、学業も求められた私たちの中学・高校時代は間違ってなかったと思います。<略> (GCAサヴィアングループ株式会社取締役 佐山展生)
あっ、と思い出しました。 「岩手県教育委員会事務局学校教育室高校改革担当」が平成20年11月に発行したという、 『企業等における人材ニーズや専門高校等に関するアンケート調査結果』です。 県内946社からのアンケート結果をまとめたものでした。 高校新卒採用にあたって重視している点は、総合学科高校に対しては、次のとおりでした。  �@66% 基本的な生活習慣、言葉遣い、マナー  �A37% 職業観・勤労意欲  �B31% 協調性  �C30% 積極性  �D29% コミュニケーション能力  また、高校新卒採用者に対する不満足点は、  これも総合学科をみれば、次のとおりでした。   �@48% 基本的な生活習慣、言葉遣い、マナー   �A39% 積極性   �B30% 職業観・勤労意欲   �C23% コミュニケーション能力   �D20% 責任感 ********** ◇おや、「一般常識」や「学業成績」、「専門的な知識や技能」が出てきませんが、どうなっているんですか? ◆14項目のうち、下から5番目ぐらいにしか期待されていませんね。 ◇私たちは、どうしても、国際人というと英語ペラペラを期待してしまいますがねぇ… ◆あ、僕は英語ヘラヘラ! ◇…。 ◆あ、お呼びでない!? ◇しかも、やっぱり、受身とか何とか言っても、有名大学を出た人がいい人とか考えてしまう… ◆あ、僕は受身が上手だよ。なんといっても柔道初段! ◇…。 ◆あ、こりゃまた失礼いたしました。 ◇はい、はい。  どうでもいいですが、どのお話も、「求める力」は同じのようですね。  ところで、学校では、いま社会で求められている「力」を受け持つ分野はあるんですか? ◆うぅ〜ん