がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

十三夜の平信

天気もよさそうでしたので、ラグビー場に出発です。

今日はお正月に花園ラグビー場で行われる、

全国高校ラグビー大会の県予選準々決勝の日です。

【写真は、第2試合、不来方高校(黒)と宮古高校(エンジ)】

何の仕事も割り当たっていませんでしたので、

係りの皆さんには申し訳ありませんが「私の虫干し」をかねたピクニックにしてしまいました。

ご家族の盛んな応援の中、「どちらも負けるな」の熱戦が繰り広げられ、十分な「虫干し」になりました。

明日もやっています。どうぞ、皆さんも盛岡南公園球技場においで下さい。

(ただし、予想よりもかなり寒いので、「冬の格好」をお忘れなく!)

(今日までの結果は、ここにあります。明日は、盛岡工業°{古、黒沢尻工業″舞�尻北)

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さて、

メインスタンドには、お父さんお母さんが沢山います。

この大会は、3年生を含めた今のチームの最終戦ですから、優勝チーム以外は「最後の試合」になります。

それもあって、スタンドは満員状態。

試合開始の少し前に、パンチパーマに派手なシャツの「お父さん」がスタンドに登場しました。

知りあいと思われるお父さんに

「来たくなかったんだけれども、家族みんなで行くって言うから、仕方なく来てやった」

というほどのことを言っています。

周りを見て勝手に判断すると、「父、母、姉、姉、ラグビーをしている高校生」の家族のようです。

おじいちゃんやおばあちゃんについては、来ていないのか見当たりません。

しばらくして、グランドに出てきた「12番」を見つけたお父さんは、こういうと急に静かになりました。

「あのシャツを着ているのをはじめて見た。干しているのしか見たことがなかったからなぁ…」

「12番」はチームのキーマンのようで、走ったりぶつかったりと大活躍です。

きゃぴきゃぴしながら写真を撮っていた、お姉さんの一人が、お母さんの方に振り返ってこういいます。

「なんだか、涙、でてきたぁ」

スポーツは単純に

「やって楽しい、見て楽しい。やって感動、見て感動」なんだよな…

   と、いつもゴタクを並べるように、ぐたぐたと何か書いている私は心から反省しました。

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今日は、旧暦9月13日の「十三夜」だそうです。

「十三夜に曇りなし」という言葉もあるらしく夜空を見上げれば、すばらしいお月様が光っています。

写真に撮ろうかなぁ…とも思いましたが、これもライブに限るのでやめました。