初冠雪の岩手山です。
盛岡市藪川では今朝の最低気温が「氷点下1.1℃」だったと新聞にありました。
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【どこ見てるの!?】
御厩橋(おんまやばし)を過ぎたところに、T字路があります。
私が走っている道路が優先で、横から出てくる車は一時停止がルールですが、
横から車が来た時は、いつもびくびくして、減速してしまいます。
(運転手さんは、何で横を見ないんだろう…私に、ちゃんと気がついているのかなぁ)
でも、必ず、止まってくれます。飛び出されたことはないのですが…。
ず〜っと不思議に思っていましたが、今日、はじめて気がつきました。
(あ、カーブミラー!)
横から来る車の運転手さんは、真正面のカーブミラーで横から来る車をしっかりと確認していました。
でも、横に顔を向けてくれないと不安です。
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【そこも見てるの!?】
岩手日報スポーツ欄は、
いま大分県で開催されている「チャレンジ!おおいた国体」の記事でにぎやかです。
県選手の活躍の様子を伝える記事はもちろんですが、今年は、二つのコラムに注目しています。
一つは「目耳論(めじろん)」
初掲載の昨日のコラムの最終段には、このようにありました。
「2016年には2巡目の岩手国体が控える。
記者が目で見て、聞いて、感じた大分国体の生の姿を、このコーナー『目耳論』で伝えたい。」
もう一つは「豊の国に輝く(とよのくににかがやく)」
これは、今日から掲載されました。これも最終段にはこのようにありました。
「大分国体には岩手県出身の他県選手、兄弟で勝利を目指す選手、指導に情熱を傾ける
監督コーチ、支えるスタッフらがさまざまな思いで参加している。
スポーツの祭典に懸けるそれぞれの姿を紹介する。」
大きなスポーツイベントは多くの人たちが関わっています。
「誰が誰に勝った」ということが中心であることはもちろんですが、
白線の中、競技場の中、そして開催する街の中にも、それぞれの人たちの『姿』があると思っています。
そこも見て岩手の人たちに伝えようとしている…ありがたや☆岩手日報、おそるべし★岩手日報…です。
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◇どこを見て、こう感じた…これはお伝えしなければ! ということですね。
◆そう。
カーブミラーを見ているから、直接、君を見なくてもいいんだよ…という考え方では、
新聞を作るために現場に人を出す必要はありませんよね。
◇渾身の「インターネット検索」と渾身の「電話取材」と渾身の「写真メール送付依頼」で、
ある程度は作れてしまいますよね。
◆そう。
でも、それだと、他の誰かが見たいと思ったものしか伝わってこない…
岩手の私が感じたいものは、たぶん、手にはいらないんだろうね。ライブが一番ということだね。
◇ほんと、ちゃんと見ないと、見えないものがたくさんありますからねぇ。
◆ところで、今朝は、寒かっただけじゃなくて、不思議なことがおこっていたよね。
◇えっ!?
◆気がつかなかった、冒頭の写真で?
◇えつ!?
◆盛岡の街の西側に「雲の湖」ができているんだよ、ほら。
◇本当だ!?
◆ちゃんと見たの、写真?
◇「また、でた、いつもの岩手山…はい、はい、初冠雪ね!」って、ちゃんと見ました!