これまで、勝ちはしないものの、メインレースを中心に走っていた「ごひいき競走馬」が、
昨日、盛岡競馬の第1レースに出場していました。
もちろん、その馬を軸に投票したのですが…ふう。
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◇最近は、アマチュアとプロの区別なく大会に出られるようになってきているんですね。
◆そのとおり。
オリンピックにプロ選手が出るし、ラグビーにだってたくさんのプロ契約選手がいる。
◇マ、マスプロアンテナ…でしたか?
◆ア、アマプロオープン化…かな、言いたいのは?
◇そうです、それです。
ところで、
前から考えていたんですが、アマチュアとプロが交流することのメリットはなんでしょうか?
◆競技のレベルが高くなることに決まってるんじゃないの?
◇じゃあ、デメリットは?
◆…無いでしょう、別に。
◇私はこう思うんです。
『アマチュアにプロの技術が与えられた見返りとして、プロにアマチュアの精神が求められた』
◆な、なんだって? よくわからないから、説明してくれたまえ。
◇「競技場で強いこと」を売り物にしていた職業競技者が、
「人間としてすばらしいこと」も求められはじめた…とでもいうのでしょうか
◆た、確かに、ゴヤの妖気はものすごいけれども、彼に道徳は求めないだろうからね。
でもね、今、そんな考え方は通用しないんじゃないかなぁ…
清貧、努力、支え、涙、感動がスポーツの本質のように考えられているからね。
強さ、自信、傲慢、容赦ない…は嫌われる傾向にあることは確実なようだしね。
◇パフォーマンスがすべて…という世界も、
私たちが立ち入ることのできないものとして存在してもいいような気がするんですがねぇ…
◆何が言いたいの?
◇自分でも、わかりません。
たぶん、ゴーヤの苦味にやられたのだと…夕食のゴーヤチャンプルの
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結局、6頭立て6番人気で5着。
ああ、そのうちに、いつまでたっても、名前が出馬表に出てこなくなるんだろうな。
力のないものが単純に消えてゆく世界です。