何を勘違いしたか、今日、放課後の会議を終わったとたん
(ふう、今週も終わった。明日は、やっと、休みだ♪)と思ってしまいました。
まだ、二日もありました。
疲れ気味なのかもしれないので「今日はブログや相撲!」
もとい「ブログ休もう!」と思ったのですが、うれしい話があったので…
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今日は優勝者で新聞が賑やかでした。
全日本中学生ホッケー選手権大会女子の部では、
岩手町の一方井(いっかたい)中学校が、27年ぶり2度目の優勝、
男子のこれも岩手町の沼宮内(ぬまくない)中学校が3位。
レスリングの全国高校生グレコローマンスタイル選手権大会では、
84kg級で盛岡工業高校の横澤徹選手と96kg級の金澤勝利選手が、ダブルで優勝。
そして
全国高校総合体育大会(インターハイ)の最終日となる今日は、
ヨット競技女子FJ級ソロで宮古高校(長洞、森山、横道)が、9年ぶり2度目の優勝を果たしました。
選手の皆さん、指導者の皆さん、チームメイトの皆さん、ご家族の皆さん、本当におめでとうございます。
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でも、今日、一番、驚いたのは、インターハイのヨット競技の女子FJ級デュエットでの、宮古高校の7位入賞です。
ヨット競技は、何回かのレースを行い、その順位を足していったものが、最終の成績となります。
当然、点数の少ないほうが上位となります。
宮古高校は、全5レースの着順が、24位・1位・3位・2位・1位でした。
一番悪い成績を除外して集計しますので、1+3+2+1=7点です。
すごい成績です。
そして、同じチームの上位2艇分の点数を足したものが「デュエット」の点数となります。
しかし
東北予選を経て岩手から出場できたのは、女子では宮古高校1艇と宮古商業高校1艇のみです。
1艇しか出ていないチームが、2艇の合計で得点を算出する「デュエット」でなぜ順位がつくのでしょう。
実は、1艇だけで参加しているチームには「架空の一艇」があるのです。
その一艇は、架空ですから実際には出走しませんが、
計算上、どのレースでも「最下位+1」の順位でゴールしたことになっています。
今回の大会には42艇が参加していましたので、いつも「43位」になっていたことになります。
計算しますと、
宮古高校は「実際の艇」が先ほどの7点、
「架空の一艇」が43点×4レース(もっとも成績の悪かった1レースを除くので4レース分)で172点、
合計179点での7位でした。
6位までは、実際に出場した艇が2艇以上あるチームだけです。本当に驚きです。がんばりました。
ちなみに、宮古商業高校も「ソロ」では惜しくも9位、「デュエット」でも1艇だけで11位です。これも立派
悔しいので、
宮古高校と宮古商業を「チーム岩手」としてデュエット計算すると、40点で2位相当になります。
岩手のレベルの高さを示しているのかな…と思いました。
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そういえば、昨日と今日、全国優勝した3つの競技は、失礼ですが、小さな競技団体です。
でも、選手を育てる力は全国レベルにある競技だと思っています。
たぶん、何かの秘訣をお持ちなんだろうなと想像しています。
もしかすると、
私たちが、しばしば口にする「できない理由BIG3〜人がたりない、お金がない、施設がない〜」は、私たちの言い訳だけにしか過ぎないのかもしれないなぁ…とも思ったりしています。