がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

2分3セット

今日も雨の朝でした。

車のフロントガラスが曇ってきましたので、デフロスタをかけると、

ついこの間まで涼しい風が出てきていたのに、今朝は、暖かい風がでてきました。

秋の入り口です。

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レスリングのルールは、いつ変わったんだっけか…と調べてみました。

アテネオリンピックの翌年、2005年に改定になっています。

「3分間の3ラウンド・得点通算」が「2分間の3セット・2セット先取」という大きな変更です。

おまけに、両者無得点のケースの「クリンチ」導入とかがあったようです。

それで、オリンピックでしかレスリングを見る機会のない人、つまり、普通の人は、びっくりしてしまっています。

実は、私も、

今年の北京オリンピックは、ルール改正後初めてのオリンピックだったということがわかって、びっくりしています。(それでも連覇したか…と)

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アテネで日本人が金メダルをとったりしたもんだから、

 日本に不利なようにルールが変わっちゃったんですね。

 スキーのコンバインドやジャンプでもそう言われていますしね。

◆ちがうよ。

◇おや、逆らうんですか!いい度胸をしていますね…

◆「ルール変更は勝てない理由にならない」

◇なに、格好いいこと言ってるんですか。

 ふふん、「きれいごと」にますます磨きがかかってきましたねぇ!

◆わ、私が言ったのではなく、日本レスリング協会の強化委員長の方です。

 ほら、ここにありますよ。しかも、「ルール改正になる」という段階での文章です。

 どうせ、「長くて読みたくない」とか言うに決まってますから、少し引用しますね。

<…略>世界のレスリングがどう変わるかは、今のところ全く分かりません。

「2分という短期決戦は、より外国選手が有利になる」という声も聞きますが、

やる前からそうした逃げ道をつくってはなりません。

これまで、3分3ラウンドから3分2ピリオドへ、あるいは早朝計量から前日計量へ、さらに1日のみの計量へと

ルールが変わる度に「日本選手は不利になる」と言われてきました。

しかし条件はどこの国も同じなわけで、

言い訳・逃げ道を考えた段階でそのルールに適応できなくなってしまいます。<…略…>

ルール変更を逃げ道にしてはいけません。

そのルールの中で勝つために努力を重ねるべきであり、逆に「タックル中心のレスリングになるので日本に有利になる」と考えるべきです。<略…>

◇ほう。

◆いずれ、基準を「過去」や「現在」においていると、

          「前よりどうだ」や「今よりどうだ」という気持ちになってしまいます。

◇なるほど。

◆だから、基準は「理想はこうだ」に置くべきだと思うのです。

◇なるほど

 でも、それが「ルール変更を逃げ道にしてはいけません」と何の関係があるんですか?

◆取り巻く状況がああだとか、選手の質や量がこうだとか…本当は自分たちの努力で解決できるものを、

 自分たちでは解決できないものと決めてしまっていませんか…ということです。

◇き、きれいごとの天才です。

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【今日のかんじちがい】

 平:ああ、そうですか。具合が悪くてお休みになるんですね。

   ところで、お母さん、どんな感じですか、お子さんは?

 母:どんなかんじって?

 平:あ、差し支えない程度でいいです…担任に渡すメモに書いておきたいので

   (具合が悪いといっても、熱があるとか、腹が痛いとかいろいろあるんだよねぇ)

 母:はぁ…。

   平社員の「ヒラ」に、藤の花の「フジ」…

 平:…(か、漢字!)