がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

雨のお留守番

今日は「雨のお留守番」でした。

昨日、今日、明日の「お盆三が日」は、出勤しています。

昔は、お盆休みがあったらしいのですが、

今はまったくの「暦どおり」ですから、

学校を閉めて、だれもいなくなる訳には行きません。

そこで、私です。

ふと、思ったのですが、

留守番をしている人は、

人が来たり用事ができたりすることを期待しているのか、あるいは、何もないことを期待しているのか…

一般的にはどちらなんでしょうか?

(写真は「今日の生徒ホール」です。

 3階の廊下で「おんぶ歩き」をしているのは、自転車競技部の女子選手。

 雨で自転車に乗れないので、校舎内で練習です。明日から3日間だけ練習が休みだそうです。)

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さて、お留守番とはいえ、

北京オリンピック水泳競技・男子200m平泳ぎ、北島康介選手の2冠・2種目連覇の瞬間はこの目で見なければなりません。

ちょっとだけ、テレビを見ました。ごめんなさい。

やっぱり、感動しました。

さて、

最近は、スポーツ選手のインタビューの受け答えが上手になっていて、

(今日は、何を伝えてくれるのだろう…)

というレース後の楽しみもあります。

一レースで、レースとインタビューの二つが楽しめるというわけです。

今日の北島選手のコメントはこうでした。

◇感謝しています

北島康介 記録が出なくて少し悔しい。優勝できて感謝しています。もう1回この場所に戻って来られるとは思っていなかった。この舞台に立てたことと、一番高いところに登れてみなさんに感謝したい。いろんなことがあったが、この舞台を夢見てやってきた。自分ひとりでは来られなかったので、この喜びをみなさんと分かち合えてうれしい。(08/08/14 jiji.com

一昔前の選手の「そうっすね、うれしいっす」の類のコメントは、少なくともオリンピックの選手からは、もう聞かれません。

「オープン」な質問にも十分対応できる力をつけています。

精神的なこと、技術的なこと、作戦的なこと…水を向ければ、今終わったばかりのレースをきちんと振り返ることができます。

なぜ上手になったか?

それは、ほとんどの日本のトップレベル選手が、「メディア・トレーニング」を行い、そのスキルを身に付けているからです。(ヨットの例が、ここに

私は「メディア・トレーニング」に関しては詳しくは無いのですが、たぶん、インタビューに答えるためには、

 ▽自分の状態・レースの状況を客観的に把握する

 ▽そのことを、他の人が容易にわかるように、説明を組み立てる

 ▽誤解を生じないような、あるいは好感をもたれるような態度、語勢で発言する

というスキルが必要だと考えます。

「伝えるスキル」も「競技の力」を後押しするものなんだろうなぁ…と思います。

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◇一昔前の指導者にもいましたね。

◆えっ!?

◇コミュニケーションスキルの低い人。

◆えっ!?

◇一昔前に仰ってたじゃあありませんか、こんな調子だって。これじゃあね…。

  平:(あ、ディフェンスの約束が狂ったな。修正しないと、また、点取られるなぁ!)

    おい、今のディフェンスは「ツメ」たのか「マークマーク」にしたのか?どっちだったの?

  選:(やべ、怒ってる、怒ってる。とりあえず返事、返事)

    はい!気をつけます!しっかりやります!ありあとあんした!

  平:(怒ったんじゃなくて、質問なんだけれども…伝わってないなぁ。ふぅ。あ、また取られた)

    おい、こらぁ!!

◆やっぱり、ギャフン。