帰ってくると、今日も、手紙が届いていました。
一関市スキースポーツ少年団 の関係者の方からです。
手紙のはじめには
『岩手・宮城内陸地震被災者(××きょうだい)義援金のお礼』とあります。
地震の発生から数日後、少年団のコーチをなさっている方から、電話がありました。
▼団員のきょうだいが、地震で被災し避難所生活を余儀なくされている
▼しばらく家に帰ることができない見込みで、困っている様子である
▼チームで義援金を集めている。
▼これからファックスを送るので、検討してほしい
少年団の活動ぶりはよく知っていましたし、コーチのこともよく知っています。
一生懸命に活動されているチームであり、頑張っている指導者です。
(ありがたいことだ)
と
最低口数ではありましたが、協力させていただきましたので、お礼の手紙が来たわけです。
手紙の文中には、中学1年生の長女がこう言ったと書いてあります。
『スキーを諦めていましたが、沢山の皆さんの気持ちに支えられ頑張ってスキーを続けたい。
また、優勝することが恩返しです。』
ああ、スポーツは仲間づくりもしているんだったなぁ…と思い出しました。
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最低口数の送金でした。
こんな立派なお手紙を頂いて、経費を引いたらお金が残ったかどうか心配です。
それにしても、地震直後に、一関に住んでいる彼の顔が浮かばなかったのは、不覚でした。
地震当日の午後に、仙台に勤めている知人から「やっと繋がった!」と電話がありました。
私の安否を問うものです。
「そちらは、大丈夫?」と問うことを忘れていました。これまた、不覚でした。
地震から数日して、山梨にお住まいの大先輩から、お見舞いのお手紙を頂戴いたしました。
知り合いのいる地域で災害が起こったとき、お見舞いの手紙を出したことがないことに気がつきました。
また、また、不覚でした。
この3件は、
スキーつながり、ラグビーつながり、体育の研究会つながりの「不覚」です。
こうしてみると、私のネットワークも、スポーツ・体育つながり。
やっぱり、スポーツは仲間づくりもしていますね。