外国人を呼び止めたいときは、どう言えばいいか…
1993年に雫石スキー場で行われた、アルペンスキーの世界選手権大会で「表彰係員」だった私は、大変、悩みました。
ともすれば、どっかに行ってしまいそうな外国人や、通ってはいけないところを通ろうとする外国人…
窮すれば通ず…ではないのですが、しばらく、係をしているうちに、いい言葉を知りました。
“Hey Mister , Mister!”
魔法の呪文です。外国の方々は必ず振り返ります。やったね！です。
でも、相手は「魔法の呪文返しの言葉」を持っています。
“OK,OK. I know, I know. No problem , No problem!” と唱えて去ってゆきます。
かないませんでした。
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私は、魔法の呪文をもう一つ持っていました。
でも、この前の「年度始職員会議」で、見事に封じられました。
「職員室内では、お互いを『さん』づけで呼びあいましょう！」
との提案がなされ、そうすることになったからです。
私は転勤したばかりですので、９割以上の方のお名前を知りませんでした。
それでも、その会議までは、これっぽっちも不便はありませんでした。
なぜなら、この業界の魔法の呪文を知っていたからです。
用事のある人の後ろに回っていって、
『先生！』
と呼ぶと、職員室にいる人を振り向かせることができます。便利な言葉です。
まさか、背後から、『さん！』と呼ぶわけにも行かず…
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◇それって、早く名前を覚えさせるための方法でもありますよね。
◆そういわれれば、そうだね。
今日で、一週間目だけれども、50人からの名前を覚えたよ。もう「○○さん」って呼べるよ。
◇魔法の呪文を使っていると、コミュニケーション能力も育たないということですね。
◆そういわれれば、そうだね。
◇hirafujiさん、そろそろ、魔法の呪文を使わないほうがいいんじゃないんですか？
◆えっ、そんなのないよ…
◇自分では気がついていないんですね。
よく使ってますよ、たとえば…『腹が痛い』『忙しい』『できっこない』『俺の仕事じゃない』…
◆………（確かに）。
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今日の紫波総合高校です。
写真は、
４階西階段の窓に貼ってあった
五輪選手を出すなど『世界につながる』伝統を持つ
自転車競技部のャXター。
ちなみに、
５位は東北高校選手権の順位。
７位はインターハイの順位。
「お得pict:symbol1」は
全国各地の大会にでられるからとあります。
あちらこちらに
いろいろな部の「部員募集」のャXターがあります。
みんな元気にクラブ活動をしてほしいなぁ…。
