がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ボルダリング

岩手県ボルダリング選手権を見にいってきました。

ちびっ子の選手も10人以上もいて、にぎやかです。

競技場には特設の音響装置がおかれ、専属のオペレーターもおられ、「今風」の音楽が流れています。

見た目にも、「ホールド」の色がきれいなうえに、

たくさんの選手が、あちらこちらのコースに取り付き、のぼったり落ちたりして、結構、動きがあり楽しめます。

【県営運動公園のボルダリングルーム。すごい施設でしょう!でも、みんな立ち見です】

でも、何かが足りないような気がしました。

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帰ってきてから、クリーニング屋さんに行きました。

春なのでもう着ないスーツを1着、春になるのでこれから着ることになるスーツを1着、

ついでに思い出して礼服を1着。

スーツに比べ、礼服はクリーニング代が高いのは知っていました。

ずうっと不思議に思っていたままでしたが、

今日の値段が合計2,200円にもなりましたので、思わず口から出てしまいました。

「礼服が高いのはなぜでしょうか?

    あ、値段がどうのこうの、このお店がどうのこうのという訳ではなく、

                     素朴に疑問に思ったから聞いてるんですけどね」

価格表を見ながら合計金額をはじき出した店員さんは、

「あ、あのう、仕上がった服を包んでいる素材が違いますが…どうしてでしょうねぇ」

奥から年かさの店員さん(店長さん?)が「何か怪しい客だ」と出てきて、

状況をちょっと誤解して、

「アイロンのかけ方も違うようですよ…でも、良くわかりませんが、決まっている額をいただかないと…」

「あ、さっきも言ったんですが、値段がどうのこうの、このお店がどうのこうのという訳ではなく…」

と言い残して店を出てきました。

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◆あ、わかった!

◇あのですね、今、調べるとですね、

 礼服は、フルサービスの値段らしいですよ。

  たまにしか着ないので保存に適した包装をし、アイロンも長持ちするように手作業で仕上げ、

  酒席がつき物ということで軽い撥水加工を施し、軽いシミ抜きもする…

 スーツはこれらを全部オプションにして、利用していただきやすい値段にしているんだそうです。

 結局、

 「いつも行く床屋さん」と「このごろ出てきた早くて安い床屋さん」のちがいでしょうか。

◆じゃなくて、ボルダリング

◇なんですか、せっかく調べてあげたのに!

 で、何が足りないんですか、ボルダリングには!?

◆どれがだれで、だれがどれで、だれがどうで、それがこうだ…という情報がなかったんです。

(写真は、長谷川慎平(盛岡南高校2年)選手=アジアユース選手権ボルダリング競技男子ユースA2位)

◇も、もうすこし簡単にお願いします。

◆お客様に対する、情報の提供です。

◇ああ、それは、ボルダリングに限らず、

 ほとんどのスポーツに欠けていることだって仰ってますよね。

 どうやら日本には

 「スポーツは、人間性を養う、いわば『道』であるから、しなければ意味はない」

 という思想が長い間あったようですね。

 ですから、「みるスポーツ」は存在しなかった…。

 でも、今はそうは行きません。

 スポーツは楽しむもの。楽しみ方は「する」「みる」「支える」の関わりによって生まれる…ですよね。

 がんばりましょうね!

◆じゃなくて、クリーニング屋さんがお客様にちゃんと説明できなきゃだめでしょう…ということ

◇なんですか、あちらかと思えばこちら、こちらかと思えばあちら。迷走していますね…

◆へへへ、やっぱり、そう見える?

 目を閉じて静かに考える…瞑想するhirafuji!

◇また、でた!