今日の「‘93世界アルペン開催記念」第15回全日本選抜ジュニアスキー選手権大会は、皆さん頑張りました。
昨日、キャンセルなった1レースを含め、5レースを成立させています。
役員の皆さんは、朝6時30分にゴンドラに乗り、その後レース終了の午後3時半まで、ず〜っと会場にいました。
子どもたちにレースをさせてあげようという気持ちだけだと思います。頭がさがります。
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ということで
今日は写真を撮る余裕もありませんでしたので、昨日の写真です。
選手たちは、滑るコースを一度だけ下見できます。これを「インスペクション」といいます。
写真はインスペクション中の様子です。
昨日もジュニアの大会でしたので、コーチが要所要所で滑るコースなどを教えています。
選手もコーチも役員も、みんな一生懸命にレースに臨んでいます。
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昨日のお話しです。
私は「旗門審判」という係りですが、自衛隊の方々が、「旗門補助」としてお手伝いをして下さいます。
選手がぶつかってとれてしまった「旗」をなおしたり、たまった雪を取り除いたりしてもらっています。
昨日は、天気が悪く、レースが「止まり止まり」でしたので、その間は雪の上に座って世間話をしていました。
おとといも同じ方とコンビを組んでいましたので、話が弾みます。
レースの見どころ、ャCントと大きな大会の出場資格のお話その他スキーに関する話…
そのうちに
自:でも、スキーは、お金がかかりますよね。
平:結構、かかるスポーツかもしれないね。
自:前に、うちの息子が、スキーの少年団に入りたい…って、私に言ってきたんですよ。
平:ほぅ、それはすごい。で、今、どのチームに入っているの?
自:だめだって言いました。
聞いてみると、スキー代やらウエア代やら、結構かかるらしく、お金が出せないから…と。
かわいそうでしたが…。
ああ、
こうやって、スキーだけではなく、スポーツから子どもが離れてゆくこともあるんだろうな…と気がつきました。
とても、悲しくて恥ずかしくて、雪に穴を掘って隠れたい気持ちになりました。