がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

グッとくる台

朝、少し、お休みをいただいて、歯医者さんに行ってきました。

前の前の土曜日に、少し大がかりな治療をしていただいていましたので、今日の朝一番に行かなければならなかったのです。

その治療の前の説明を受けたときに、明日から一週間スキー国体に行くことを告げ、月曜日まで来られないことを説明していました。

診察室に呼ばれて、椅子(でしょうか、ベッドでしょうか…どちらが正しいのでしょう)に座ろうとした時に、歯科衛生士の方が

『スキー国体、良かったですねー。優勝もたくさん出たようですし。』

と声をかけてくださいました。

皆さんが、気にして見ていて下さっているんだなぁ…と、とっても嬉しくなりました。

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最近は、そのような時に

『ありがとうございます。皆さんの応援のおかげです。』

  と、素直にお礼を言えるようになりました。

これは、たぶん、ラジオのおかげです。

昔は

『ラジオで聞きましたよ』と言われた時は、『いやぁ、まあ…』と照れながら「ごにょごにょ」していましたが、

最近は

『聞いていただいて、ありがとうございます。来週も聞いて、クイズに応募してくださいね。』と言えます。

だって、一生懸命に資料とクイズを作っていますから。

同じように、

国体に出た選手が、どんなに努力しているかを知っているつもりですから、選手がほめられた時はお礼が言えるのだと思います。

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◇あまりヘラヘラしないほうがいいですよ。

 男は黙って…とかいうコマーシャルも、昔、はやった時が…。

◆ふ、古い!

 昭和45年かららしいよ、三船敏郎が「男は黙ってサッャ鴻rール」って言ってたのは!

 何で、そんな昔のこと知ってるの?

◇と、聞いたことがあります。(ヒヤリ)

◆まあ、いいでしょう。機会があれば聞きたいことがあるんです。

◇あら、なんでしょう!

◆君にじゃなくて、小林潤志郎君に。

◇ああ、国体2冠、インターハイスペシャルジャンプとあわせれば3冠の小林君ですね。

◆彼はね、国体のスペシャルジャンプで優勝したときは、そのジャンプ台を3本しか飛んでいないらしいんだ。

◇どういうことですか?

◆前の日まで、長野県白馬村でコンバインドのワールドカップBにでていたんだよ。

 だから、大会の前の晩にしか、野沢温泉に来られなかった。

 つまり、事前にジャンプ台を飛んだことがなかったというわけなのさ。

◇でも、どの台でも同じなんでしょう。

◆日本中のすべてのジャンプ台は違うらしい。特に、野沢温泉の台は『グッと来る』台らしい。

◇なんですか、その『グッと来る』って

◆古いタイプの台で、飛び出し位置が高く、着地地点も角度が急…

 着地するところからすごく離れた…つまり普通より高いところを飛ぶ感覚で、

 選手はみんな「浮ュてグッと来る」ため、早く着地したくなるらしい。

◇なるほど、で、3本しか飛んでいないって、どういうことですか?

◆試合の前に「トライアル」が1本できる。そして、本番がその後の2本の合計。

◇あら、じゃあ、練習1本で『グッと来た』だけで、すぐに試合だったということですか?

◆そう。やっぱり、トライアルは72mぐらいだったそうで…

◇え、でも、本番は1本目が85m、2本目が85.5m…で、見事に優勝ですね。

◆どうやって修正したのかを聞きたいんだ。

◇そうですね、センスだけでは語れない何かが絶対にありますね。

 経験でしょうか、努力でしょうか。ああ、私も、聞きたくなりました。