さて、
私はどこで、何をしているのでしょうか？
「午前中の運転再開はできない見込み…」
の放送がずーっと流れています。
駅員さんも、ややパニックで、
「宇都宮、新白河間 35キロ を超える風…」
と再三、放送していますが、35『キロ』は大変なことですね(笑)
今日は「風やどり」に決めました。
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今日は、11時から東京で会議の予定でした。
東日本の範囲の会議ですので、東北の参加者が日帰りできるように、時間を設定しています。
７時半の新幹線で、ちょうど間に合う時間です。
私の乗った新幹線「はやて号」は、
出発が「こまち号」の遅れの関係で10分遅れ、さらに、強風のために、仙台で30分ほど止まっていました
運転の見込みはたたないが、隣の白石蔵王まで進むという放送を聞いて、列車を飛び降りました。
目的地にはいつになったら着くのかわかりません。
到底、会議には間に合いませんし、帰りも心配です。仙台からだったら、ＪＲでも、高速バスでも帰ることができます。
決断は早かったのですが、盛岡に向かう下りの列車はなかなか来ず、
朝７時出発・午後２時帰着という７時間もの、「雨宿り」ならぬ「風やどり」でした。
野沢温泉→北上→東京の大移動計画は、野沢温泉→北上→仙台と修正され、最終日で失敗に終わりました。
まあ、いいでしょう。
自然の力には勝てっこないということです。
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でも、
明日から国公立大学の前期日程が始まるようで、受験移動と見られる親子連れが、たくさん目に付きました。
一人で動いている受験生もいるでしょう。
ご無事をお祈りしています。
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気がついたのですが、
この大混乱に、だれ一人、怒っている人がいないのです。（私だけが、そう思ったのかもしれませんが…）
新幹線の車内でも、仙台駅の改札内でも、精算窓口に並ぶ列の中でも、みどりの窓口でも…。
そういえば、
私も、情報がなくてイライラしたり、説明のしかたが悪くてカッとしたりすることがありませんでした。
払い戻しのため、しばらく並んだ「みどりの窓口」でも、手間がかかるにも関わらず、クレジットカード口座上での「払い戻し」をしてくれましたし、
最後には「本当にご迷惑をおかけいたしました。すみませんでした。」の言葉を添えてクレジットカードを返してくれました。
対応の仕方が、人を怒らせない理由なのかな…と、思いました。
昨日も午後遅くから、強風のために東北新幹線はダウンしています。
２日連続のアクシデントにも整然と対処し、何とかお客様を運ぼうとしているＪＲの皆様にも頭が下がりました。
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◇この前の パンク と同じで、休みを頂いたんですよ、きっと。
◆そうかなぁ、だって、７時間もうろうろしていたんだよ。
◇その間、何していました？
◆列車内ではずぅ〜っと寝ていたし、仙台駅ではぼぉ〜っとしていたし、帰ってきてからはしばらく気を失っていたし…
◇ほらね、実は、いい休みになったんじゃないですか。
◆たしかにね。
