今日は、一日、研修会を主催していました。
朝、会場の準備をして、配布物を配り終えると、時間ができます。
たいていの場合、受付の人は別にいるので、私はロビーに立ってご案内やら、世間話やらをしています。
今日もそうしていました。
【違うんですが…】
左横から女の人が近寄ってくる気配がありました。
チラリとみると、知らない人です。
女:あの、タケダさんは、どちらに…
平:タケダ……ですか?
(うちの職員にはいないなあ…)
女:あ、宿泊のタケダさんです!
(あ、また、間違えられた!)
平:どうぞ、フロントでお尋ねください。
女:あ、それも、そうね。ありがとう。
名札をつけていましたので、施設の職員の人に間違えられたようです。
いろいろなところで、 いろいろな職業の方に間違えられ ます。
どういう訳でしょう。
【そうだったのか…】
スキーインターハイのジャンプで優勝した、盛岡中央高校の小林潤志郎選手のお父さんと立ち話をしました。
もちろん、なにも言わずに、ガッチリと祝福の握手を交わしてからです。
当然、小林選手のインターハイでのお話になります。
国体の展望になります。その前に白馬で行われるワールドカップBの話になります。
お話はつきませんが…
もう一人のスキーインターハイ入賞者、
女子クロスカントリーで3位に入った盛岡南高校の西舘真紀選手の話になりました。
声をそろえて『快挙!』でした。
小林選手のお父さんは、北海道和寒高校でクロスカントリースキーの選手でした。
ご自身がインターハイのリレーで、優勝だったか3位だったか(すいません、あやふやです)の実績をお持ちの方で、今でも、クロスカントリースキーの指導者です。
今回は
聞けば、「ワックス」もうまくいって、本人の力が十分に引き出せたんだそうです。
西舘選手の高校ではない学校の先生が、全メーカーのサービスマンを回り、「よく滑り、よく止まる」スキーのためのヒントを聞きだし、一生懸命に、スキーを手入れしてくれたということでした。
もちろん、私がそのスキーを履いても入賞することはできませんから、
本人の力が一番、褒められるべきではありますが、チーム全員、つまり「オール岩手」で勝ち取った3位でしょう。
女子のクロスカントリースキーは
競技人口の少ない種目ですが、関係者がみんなで協力して、大切に育てているんですね。
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思い出したので、追記します。
盛岡南高校の女子クロスカントリーの選手は、
夏に、今年のインターハイ会場にいって、コースを実際に「走って」きたという話を聞いた覚えがあります。
『晴れの舞台を見せておく』ことだったのだろうと、私は勝手に想像しています。
「インターハイ」と「あのコース」が具体的に結びつけば、トレーニングのモチベーションはずいぶんと違うのだろうなぁ…と、思っています。
ああ、「いわてスーパーキッズ」を北京オリンピックに連れて行けたらなあ…。