がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

最下位

安比高原スキー場でのスキー大会お手伝いから始まった今週は、まだ木曜日ですが、あっという間の一週間…という感じです。

お手伝いの会議が1件、主催の研修会が2件、飲み会が1件、そして明日は、出席者としての会議。

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ある町では、高校生までの団体のスポーツ施設使用料はすべて無料にしていた。

ある市では、スポーツ少年団のスポーツ施設使用料は無料にしていたが、電気代や暖房料はとっていた。

その二つが合併し、しばらくは、そのままの状態が続いていた。

その後、スポーツ施設の管理方法が、それぞれの地域の関係者への「委託管理」から、

合併した新市を一括した「指定管理者制度」に変更になった。

どうしても「統一」が求められるが、地域の人たちは「既得権益」を主張する。

どちらの考え方も理解できる。

新聞にも載ることのなくなった「平成の大合併」だが、まだまだ終わってはいない。

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第81回全日本学生スキー選手権大会が新潟県で行われていました。

気になる選手がいましたので、調べてみました。

中京大学4年生の小笠原寛樹選手です。盛岡第三高校から中京大学に行きました。

夏に会ったとき

 平:怪我をしたらしいね。膝は大丈夫?

 小:はい。膝はもう大丈夫です。本当は、ここ、です。

(と、「気持ちの問題」とでも言うように、胸をトントンと叩いて見せました)

11日のスーパーGは60位、12日のGSは2本目途中棄権…

(最後の大会だろうに…。でも、一部校でちゃんと選手になったからな。)と思っていましたが、

15日のSLの成績をみて(!)

最下位です。

 2本目は1分28秒73。2本目トップのタイムは46秒60。

目に浮かびます。転んで、それでも、急いで登って滑りなおしている姿が。

  最後のレースですから、恥も外聞もなく登ったのでしょう。

   たぶん77人出場して、2本ともゴールしたのは46名だと思います。

一部校の選手は、普通は途中で失敗したならば、登ってまでゴールすると言うことはしないでしょう。

でも、彼は登ったと思います。

  ャCントが欲しいわけではない、順位が欲しいわけではない…

    大学でスキーをしていた「あかし」が欲しかったんだろうな。

スキーでは上位には行くことができなかったけれども、立派なスポーツマンになったと思います。

今週末の国体予選に来たならば、ガッチリと握手を交わしたいと思います。

『よく登った!』と言葉を添えて。