がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

久しぶりの更新

今週末は、今年で2回目の「いわてスポーツコンベンション」をやっていました。

今年は、「いわてスーパーキッズ」の認定式・スペシャルスクール、

また、東京オリンピック招致関連のイベント『TOKYO 2016 フォーラム「みんなのオリンピック」』も、その中に含ませてありましたので、てんやわんや。

ブログどころではありませんでした。

でも、皆さんのご協力のおかげで、何とか終えることができました。感謝しています。

【口を動かす】

土曜日の午前中は、高校生・中学生のプログラムに、高橋千恵美さんのトークショー形式の講演をお願いしていました。

(講演の様子。左奥が高橋さん、左手前はコーディネーターの岩手大学清水先生)

高橋さんは、2000年シドニーオリンピック陸上競技1万mに出場

また、99年のセビリア(スペイン)世界選手権1万mで5位入賞

また、クロスカントリー世界選手権には日本人最多の9回出場などの高い実績をお持ちの方で、

現在は、チームミズノアスレティックに所属しながら、宮城県聖和学園高校にお勤めしており、同校の陸上部コーチをなさっておられます。

金曜日のIBCラジオ、イヴニングナビゲーションにも出演していただき、金曜日・土曜日の様子は、 ご本人のブログ にまで載せていただいています。

ブログにも『マイクがオンになったら皆さん一気にテンションアップでしたね』と書かれてしまったように、放送開始と同時に、私たちはガァーンとテンションを上げて挨拶をしたりするのですが、

その後、風見アナウンサーがニュースを読み始めると、加藤アナウンサーも私も、自分が話すことの整理など、下を向いて自分の仕事に入ってしまいます。お客さまには本当に申し訳ないと思います。

その時は、お客さまは、ニュースを読んでいるアナウンサーのことをなんとなく見たりしているのが普通です。

ふと、顔を上げて高橋さんを見ると、資料を見ながら、声こそ出さないものの、一生懸命に口を動かしていました。

(あ、自分が、お話なさりたいことを、一度なぞっているんだな…)

(ああ、こうやって、準備や努力を積み重ねて、世界に行った人なんだなぁ…)と、勝手に解釈しました。

笑顔も、お話の内容もすばらしい方ですが、基本的には努力の人だと思いました。

小学生にもお話をしていただきたい方です。

おそるべし★オリンピック選手!

【頭を下げる】

このイベントでの私のャWションは、去年から、なぜか、500人収容のアイーナホールの舞台袖です。

音や光を操作する係りです。

今日の『TOKYO 2016 フォーラム「みんなのオリンピック」』は、映像・音楽・照明の指示がたくさんあって(ふぅ)でした。

アイーナホールの最後のイベントは、

スーパーキッズの保護者やスポーツ少年団の指導者を対象とした、日本スケート連盟会長の橋本聖子さんの講演でした。

ご存知のとおり、

現在は参議院議員、オリンピックにはスケートと自転車をあわせて合計7回出場しており、アルベールビルでは日本人女性史上初の冬季オリンピック銅メダル(スピードスケート女子1500 m)を獲得した方です。

全日本スピードスケート選手権のため盛岡においでになった合間を見て、

スーパーキッズへの激励と講演、保護者などへの講演をしていただいたものです。

その講演の中で

▼スポーツ選手は道具に感謝しなくてはいけないと、さっき、スーパーキッズに言ってきた

▼同じように、スケート選手は「氷」に、また、その「氷」を作っている人に感謝しないとけいない

というような内容のことを仰っていました。

(まあ、よく聞く話だな…)と思っていたのですが

講演が終わって退場する時に、お客様に深々と頭を下げた後、

なんと、ステージ「下手」の袖にいる私たちのほうに向きなおし、またもや深々と頭を下げたのです。

やられた!と思いました。

おそるべし★オリンピック選手!

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◇まだまだ修行が足りませんね。だから2年も続けて「へた」の位置にいるんですよ。

◆?

◇講師の先生とか、偉い人は「じょうず」の位置にいるんでしょ。

◆なにそれ?

◇だって、さっき「下手」の袖にいる私たちって!

◆お客様から見て右が「かみて」、左が「しもて」です!

 だいたい、会話しているのに、読み間違いは変だよ。

◇へへへ。