がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

3年Bチーム

10月に行われた「第25回全日本ジュニア新体操選手権」の男子団体で

滝沢村の滝沢南中学校が全国制覇したことは 前に書きました

今日は、その全国優勝記念公開演技会が滝沢総合公園体育館で行われるとの情報を得て、

何ものにも優先して出かけました。

だって、「日本一」ですから。

今年のインターハイ8位、国体少年の部5位の、盛岡市立高校の男子新体操チームも「特別出演」とのことでしたので、

(混むだろうなぁ〜)

と出かけましたが、予想どおり、体育館は超満員。

座席数を調べると、404席とありましたし、2階席満席+立ち見、フロアもステージにもお客さんを入れてもらいましたので、私は勝手に1000人と数えました。

(すごい!)

【フロアのお客さんと、声援を送る部員(青は高校生・赤は中学生】

今日の私は、いつもの「一人で、バックスタンドで、プログラムなし」の最弱の観客ではなく、

「二人連れ、フロアに"じか座り"ではあるが真正面」という、ほぼ最強の観客だったこともあり、

すっかり男子新体操を堪能させていただきました。

どんなに楽しかったかということを、後ろに座ったお婆さんが言った言葉でお伝えしますね。

『あぅ、凄い!感動する!』 (演技前に全員が練習している様子を見て)

『ああ、楽しかった。観にきてよかったぁ!』 (演技会終了と同時に)

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演技は、1年生チーム・2年生チーム・3年生チーム・全国大会優勝チーム・盛岡市立高校の順で行われました。

優勝チームはもちろんすばらしいのですが、今日、見るべきは「3年生チーム」です。

放送では「3年生Bチーム」と紹介されていますし、演技会のチラシには「サメ[ター選手の皆さん」と紹介されています。

1年生チーム、2年生チームに比べて、3年Bチームには、小渡先生が入念にお話なさっています。

円陣を解いて、選手たちがマットの上に出ていっても、

先生はずっと見守っています。

【写真右:左端が小渡先生、右はBチーム】

(そうか、最後の演技会!)

 普通の大会では、

 各校1チームしかエントリーできませんので、

 たぶん、3年Bチームは

 公式大会には出場したことはないのだろうな、

 でも、

 今日までずぅ〜っと練習をしてきたんだろうなぁ…

 とか、

【写真はBチームの演技】

いろいろなことを、勝手に想像してしまうと、なぜか、涙が出てしまいました。

拍手せずにはいられません。

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さすがに全国レベルの高校生です。

盛岡市立高校のチームの演技はスケールが違います。

演技が終わった時に、競技場の端っこに、野呂先生がいました。

私は、国体やら何やらで何度か拝見していましたが、

こんなに拍手をする野呂先生を見たことがありません。

選手が退場する時には、選手一人ひとりと握手をしています。

しかも両手で。  【写真右:演技を終えた市立高校チーム。右端が拍手をする野呂先生】

(…!)

演技会が終わり、マットを撤収している体育館に、まだ、野呂先生がいましたのでお聞きすると、

『そうです。今日がこのチームの最後の演技会です。』