がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

たまさぶろう�B

 今朝の岩手日報を見て、

 思わず、拍手してしまいました。

 『滝沢南中 日本一〜全日本ジュニア新体操男子』

 の見出しとカラー写真が目に入ってきました。

 お正月の全国高校サッカー

 盛岡商業高校の快挙で幕を開けた2007年でしたが、

 今年の全国高校総合体育大会(インターハイ)では、

 優勝者が出ていませんし、

 

 全国中学校大会も優勝はなかったように記憶しています。

 国体でも、優勝は4つあるものの、全部個人優勝でした。

団体の全国制覇は、

この夏、スポーツ少年団の全国ホッケー大会女子で、岩手町「久保」が優勝したことに続く快挙、

心から拍手を贈りたいものです。

さて、

男子の団体新体操をご覧になった方は、岩手県にはあまり多くはいらっしゃらないと思います。

(秋田わか杉国体での関連記事が ここに あります。)

女子の団体新体操もすばらしいのですが、

スピード、迫力、そして、感動…すばらしいスポーツだと、私は思っています。

しかし、

『国体改革』の一環として、男子新体操は2009年から「休止種目」となります。

つまり、

涙が出るほど感動する演技を披露してくれる男子新体操が、国体では実施されない種目になるということです。

残念で、残念でたまりません。

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◇大会から外れるということは、

 みんなに見てもらえないとか、新聞に載らないとか、賞状をもらえないとか…ということですか?

◆それもそうだけれども、一番のダメージは

 「普段の活動の成果を発揮する場がなくなる」ということでしょうね。

◇なるほど。

 一生懸命練習しても、誰とも比較してもらえない、評価してもらえない…

 僕たちは、練習をして、本当に上手になったんだろうか…って思いますよね。

   ところで

   『国体改革』の一環とありましたが、いったいどんな考え方なんですか?

『国体改革』

 「大会の充実・活性化」と「大会運営の簡素・効率化」を二本柱として行われています。

 今回の件は、どう考えても「大会運営の簡素・効率化」ですよね。

 つまり、規模の「適正化」。

◇ああ、運営費がかかるから、参加規模を小さくしようという目的なんでしょうね、きっと。

◆たぶんね。

 でも、参加する子どもたちや、目指して練習している子どもたちのためにはなっていないよね。

 さびしい話です。

◇なんだか『お金ではあがない得ないもの』を失うような気がしますね。

◆そうだね。

◇ところで、昨日・一昨日のお話、全然、意味がわからなかったんですが…

◆へっ!?

◇「またさぶろう」だか「またさぼろう」だか…一体、何のお話ですか?

 なんか勘違いしていませんか?

宮沢賢治の童話だよ。

◇へぇ〜。総理大臣しながら童話をかいていたんですか?

◆そ、総理大臣は宮沢喜一

 岩手の有名な童話作家!「雨ニモマケズ」や「銀河鉄道の夜」を書いた人。

◇はいはい。銀河鉄道松本零士以外にも書いた人がいたんですねぇ。

 で、あれでしょう、

 本当は、歌舞伎役者のことを仰りたかったんだけれども

 間違ってしまって、引っ込みがつかないんでしょう?

◆えっ!?

◇本当は「たまさぶろう」って!