本県不振、天皇杯34位 秋田わか杉国体
第62回国民体育大会「秋田わか杉国体」最終日は9日、秋田県で行われ
……<略>……
全競技終了後、秋田県営陸上競技場で閉会式を行い、秋田が初めて男女総合優勝(天皇杯獲得)と、女子総合優勝(皇后杯獲得)を手にした。
本県の男女総合得点は827.5点(前回813.5点)で天皇杯順位は前回と同じ34位、女子総合得点は359.5点(同424点)で皇后杯順位は前回の39位から44位に後退した。
第63回国体は来年9月27日から11日間、大分(冬季は長野)で開催される。(岩手日報 2007.10.10)
**********
◇「本県不振」で始まっていますね。
◆はい。不振でした。
◇でも、連日の新聞報道や、県体協業務課ブログを見ると、総合優勝するんじゃないかと思うような勢いでしたが…。
◆でしたが…。
**********
県勢堂々、健闘誓う 秋田わか杉国体
「君のハートよ位置につけ」をスローガンとした第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)は29日、秋田市の県立中央公園県営陸上競技場で開会式を行い、11日間のスポーツの祭典が幕を開けた。本県選手団は隣県開催での活躍を期し、力強く行進。秋晴れの下、全国の精鋭たちは健闘を誓い合いあった。
……<略>……
競技は30日からサッカーやホッケーなど本格的に始まり、本県は37競技中34競技に出場する。冬季大会終了時の天皇杯(男女総合)順位は17位で、昨年から50点上積みし30位を目指す。(岩手日報 2007.9.30)
**********
◇あらららら、順位で4番、得点で36点「目標」に及ばなかったんですね。
でも、去年と比べると、順位が同じで得点が14点上回っている。
優勝者も3人4種目、軟式野球も立派な準優勝…頑張ったじゃないですか。
◆…。
◇みんな、そう言うでしょう。みんな頑張ったねぇ、って。
◆…。
◇どうしたんですか、さっきから黙ってしまって…おなかが空きましたか?
◆「目標」を達成できなかったことは、素直に反省しなければなりません。
特にも、全体を見渡して目標を定め、国体に乗り込んでいった、私たち関係者は…
◇確かに。
それぞれの競技でがんばっておられる競技団体の方々や、
新聞・テレビ、あるいは秋田まで足を運んで応戦してくださる方々は
『みんな がんばったね〜』でいいかと思いますが…
◆「目標」と「かけ声」は違うと思うんです。
◇ああ、そういわれれば…。
具体的な目標がなく、ただ、ただ「頑張るぞう」は、「かけ声」ですね。
対する評価は、『まあ、頑張ったからいいんじゃないの』ぐらい。
◆それに対して、
「30位」を取るぞとかの「目標」を掲げた場合は、
『こらこら、4番足りないぞぅ。何やってるんだ、こらぁ!』という具体的な評価をいただける。
◇あれじゃないですか、これまでも、
出かける前の「目標」が終わってみれば「かけ声」になっていた…
◆そう。
頑張ったからいいんだ…では、片付けたくはないんです。
このままでは、2巡目の国体も「かけ声」だけになり…。