がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

休日の平信

久しぶりのお休みです。

家族全員が、それぞれに出かけるというので、

私も、おにぎりを作ってもらって、盛岡南公園球技場に全国高校ラグビー県予選の観戦に行きました。

【準々決勝第2試合:不来方(黄)vs宮古(えんじ)。

選手と新幹線と早池峰山(黒矢印)と、目には見えないが写真には必ず写る電線!】

(寒そうだな…)

とダウンジャケットを引っ張りだして着ていったのですが、日陰は寒い。

スタンドのお客様が、こう、言っていました。

『寒さが身にしみるぅ。すっかり、温暖化に慣れてしまったのかなぁ。』…同感です。

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【意識1:外側】

秋田わか杉国体のラグビー少年の部での敗戦については この前、記事に しています。

その後の『変化』にも興味があってグランドに足を運びました。

今日の試合に限っていえば、

国体チームの主力であった、盛岡工業の選手たちの意識は『内側』から『外側』に変化していました。

試合後、背中を叩かれて振り向くと、バックスの選手のお父さんがいました。

 平:あ、大活躍でしたね。でも、なんか、国体の戦い方から変わっていませんか?

 父:まあね。

   hirafujiさんには申し訳ないけれど、国体は「いい負け」になっていると思うよ。

   あれ以来、徹底して、このことを修正していると、息子から聞いたよ。

【意識2:展開】

不来方高校は昨年の準優勝チームですが今年は少し力が落ちているようです。

今日の準々決勝で、宮古高校に10対24で敗れてしまいました。

でも、ナイスゲームだったと思います。

チーム全員の意識が『展開』に統一されているように感じられました。

ですから、全員のプレーに迷いがありません。

私の「常識」では(ここはキックで、まず、敵陣に)という場面でも、パスプレーで果敢に攻めます。

「チームの考え方を表現した」という意味では、悔いのない試合だったでしょう。

【意識3:勝つ】

とはいうものの、

この大会は「優勝して代表となること」が唯一の目標です。つまり、負けてはいけないということです。

したがって、

本当に優勝を狙うチームは、試合が進むにつれ、「冒険」や「試し」ができにくくなります。

いわゆる、「固い試合展開」にならざるを得ません。

秋田国体のラグビー会場には、多くの岩手県の指導者の方々がお見えになっていました。

あの、敗戦を実際に見て、たぶん同じことを考えたはずです。

でも、

大会直前の修正にはリスクが伴います。

自分たちのスタイルを磨き上げ、石にかじりついても優勝しよう…というチームもあります。

県を制してから、全国大会まで2ヶ月も時間があります。

その期間で、全国に通じるための「変化」を狙うという考え方も、これまた、正しいだろうと考えます。

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◇結局、何を仰りたいんですか?

◆どのチームも頑張っているから、みんなで観に来てね…です。

◇あ、あのですね、モットーを忘れたんですね。秋田長期滞在のせいで。

◆な、なんだっけぇ?

◇「大切なことを、わかりやすく」だったでしょう!

◆ど、どこ、それ?今朝の新聞に折り込んであったの?行こう行こう!

◇…!?

◆「大切なものを、かなりやすく」でしょ。どこのお店?

◇…(ゲンナリ