がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

第37回岩手国体会

1970年10月10日は、岩手で開催された第25回国民体育大会の開会式の日でした。

大会の準備・運営は県の「国体局」という組織が行っていました。

当時、国体局で働いていた人たちが、毎年、10月10日に集まって「岩手国体会」という懇談会をしているというお話を聞いており、

2巡目の国体開催に関する節目の時には、国体会にご一緒させてくださいと申し出てありました。

今年の9月に、2016年の第71回国民体育大会岩手県内々定したことを受けて、

昨日、行われた「第37回岩手国体会」に、

県総合政策室国体担当・県教委スポーツ健康課・県体育協会の職員、あわせて13人が参加させていただきました。

第37回ということは

1970年の大会から2007年の今年まで、毎年、欠かさず行われてきたということ…大変な結団力です。

最盛期には90人ほどが国体局にいたということでしたが、昨日の参加者は30名でした。

しかし、考えてみれば、新たな参加者のない会…

そこに、

これから国体をやろうという組織の人間が参加したものですから、とにかく、話が、弾む、弾む。

たくさんの方々から、いろいろなお話を伺いました。

でも、皆さんのお気持ちは

80歳の最年長参加者の方が、開会の挨拶で仰られた言葉に尽きるような気がしています。

『あと9年で、国体開催。長生きをして、もう一度、この目で、あの天皇杯を拝みたいものだ』

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このお話を聞いて

『閉会式場をうめた満員のお客様の、競技場がわれんばかりの拍手と歓声のなかで、

   涙をこらえながら、でも笑って、天皇杯を頭上高くささげ持つ岩手県の代表選手の姿を

     皆さんに、絶対に、お見せしてあげる。』(こんなふうに=秋田さきがけ)

と心に決めたのは私だけではないでしょう。たぶん。