岩手県勢としては87年第58回大会の「新日鐵釜石」以来、20年ぶりに第78回都市対抗野球大会への出場権を獲得しました。(7月8日、東北第3代表決定戦)
去年の記事 のために調べた、岩手県関係の都市対抗野球データを見てください。
◆都市対抗出場の出場チームは
▽新日鐵釜石(富士鉄釜石・釜石製鐵含む)=釜石市:18回、59年準優勝、ベスト4が1回
▽盛岡鉄道管理局=盛岡市:10回
▽谷村新興製作所=花巻市:2回
◆都市対抗には応援団コンクールもあり
▽最優秀賞:なし
▽敢闘賞:42回 盛岡鉄道管理局
▽特別賞:なし
▽努力賞:40回 盛岡鉄道管理局、52回 岩手銀行
気がつかれたかと思いますが、「町」からの出場は初めての快挙です。
全国各地区から全出場チーム、32チームが出揃いましたが、「都市」が「矢巾町」と「町」になっているのはやっぱり、ひとつだけ。
(日本野球連盟のサイト→ 第78回都市対抗野球大会代表チーム でご確認を)
また、岩手県から「クラブ登録」チームが出場することも初めてだと思います。
ついでなので
「会社登録チーム」と「クラブ登録チーム」を調べてみると
クラブ登録は「赤べこ」と
北信越の「NTT信越硬式野球クラブ」(14回都市対抗に出場したNTT信越を母体としたクラブ)、
中国の「三菱重工広島」(これも都市対抗優勝を誇る三菱重工広島から2004年にクラブ化した)
の3つのみでした。
また、
初出場は「赤べこ」の他には
東京のセガサミー(会社登録、パチンコ・ゲーム機関連の持ち株会社、陸上チーム・スノーボードチームもあり)、
熊本ゴールデンラークス(会社登録、「鮮ど市場」という食料品小売業の野球部)の合計3つ。
つまり、
岩手県から20年ぶりに、クラブ登録チームとして初めて、「町」の名前を背負って、初出場するチーム…
ということになります。
大変、偉大なことをしているんだなあ…と感じます。みんなで応援しましょうね。
盛岡商業高校サッカー部の全国制覇で幕を開けた今年は、いろいろなことが楽しみな一年になることでしょう。
今年も、まだ、6ヶ月、残っていますからね!