◆なるほど、そうだったのか。
◇なんですか、それ?やたらに古そうな雑誌をご覧になっていますが?
◆第25回国民体育大会岩手県実行委員会が昭和44年2月に発行した
「岩手国体だより��18」の中の「国体あらかると」という記事です。
◇ああ、昭和45年の岩手国体に関係する機関紙ですか。
ちょっと見せてください。
水泳競技飛込みは青森県で実施◇あら、飛込みは青森だったんですね。会場が。夏季大会の水泳競技のうち、飛込みは岩手以外で実施するという事はすでに決まっていましたが、このほど、その会場が青森市の「県営水泳場飛込みプール」と決まりました。
飛込みプールについては、当初昨年8月完成した釜石市営プールに併設する考えでありましたが、日本水連等の指導により、併設プールは飛込みプールでなく地域性、将来性の点から利用度の高い屋内温水プールにした経緯があります。
そこで、飛込みは他県の既設のものを活用するということで、日体協、日本水連が宮城、青森両県を会場候補として話し合いを進めていたものですが、今回最終的に青森県側の了解を得たものです。
なお、これによって第25回国体の会場はすべて決定されたことになります。つまり、夏季大会が岩手県と青森県(飛込みのみ)、秋季大会はすべて岩手県、冬季大会は、スケートが長野県本郷村美鈴湖、スキーが北海道倶知安町となったわけです。(「岩手国体だより��18」昭和44年2月発行)
◆勘違いしていた。
◇何をですの?
◆飛込みを青森に頼んだのは、施設を造れなかったからだとばっかり思っていた。
どうやら、違っていたようです。
◇「飛込みプール」と「屋内温水プール」を天秤にかけた…ということだったんですね。
たぶん、両方を造るお金や土地は無かったんでしょうね。
いろいろな条件を考えに考えて、苦渋の選択があったんだろうと想像できますね。
◆賛否両論…ああ、会議の様子が目に浮かぶ!
◇すべてを岩手県でやろう!完全国体にこそ意義がある。
国体を契機に、飛込競技を普及させよう!
◆いや、いや、忍びに忍んで、屋内プールを造って将来に投資しよう…
国体を契機に「ヤマセ」でも泳げるプールができる意義は高い!
◇どちらが正しかったのでしょうかね…
◆どちらを選んでも、結局、正しい選択だったでしょうね。
◇この話を聞くと、岩手国体は本当に成功に終わったんだなあと思いますね。
『おそるべし★岩手』…です。
さあ、お願いしますよ、2016年!先輩に続け…と!
◆どんとこい!さあ、一緒に歌おう!
♪金の無い奴 俺のとこへ来い 俺も無いけど 心配するな
見ろよ 青い空 白い雲 そのうち 何とか なるだろう♪
とはいっても、「背に腹はかえられぬ」ともいうからなぁ…お金もきになるなぁ
◇えっ!
そういえば、この前の新聞で、女性に対するものだけではなく、男性に対するものも…
との記事を読みました。
悩んでいたんですね!で、でも、わ、私が原因じゃないんですよね…。
◆えっ?何のこと?
◇だって、さっき、「セクハラに耐えられぬ」って…