スキー国体は、昨日のクロスカントリーの八幡選手、今日のジャイアントスラロームの瀦@選手と連続して表彰台。
明日のレースも…と、期待が高まります。
さて、今日は、秋田県チームのお話を。
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成年女子Bジャイアントスラローム
1位 三星(福島)
2位 田上(岐阜)
3位 滝下(秋田)
4位 高橋(秋田)
5位 野木(山形)
岩手の東野選手は、残念、10位。
スタート順の遅い、もう一人の選手も健闘及ばす…というところ。
(さあ、今日も終わり。遅い昼飯とゆくか)
と、フィニッシュエリアからくだる準備を始めると、背後の雰囲気がおかしい。
振り向くと、
3位の滝下選手が、テレビカメラに囲まれて、コーチにすがりついて泣いている。
滝下選手は、一昨年から秋田の選手として国体に出場し、年齢の若いカテゴリーの「成年A」で、優勝・2位と連続して上位入賞している。
今年は「成年B」の初年、しかも秋田国体の年。
誰もが、優勝を期待し、当然、本人もそのつもりであったに違いない。
その意味での涙…であろう。
昨日の成年男子Bでも、アジア大会チャンピオン秋田県所属の生田選手は勝てなかった。
去年の群馬国体で、同じ立場にあった星野選手と、昨日の昼飯を向かい合った席で食べている時、仲間とこんな話しをしていた。
「生田も勝てなかったなあ。俺も去年経験したけど、地元のプレッシャーは半端じゃないからなぁ!国体はそういう意味で、難しいレースなんだよ…」
もちろん三人とも、日本のトップレーサーである。