がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

北京を目指して

 ◇さっきから、仕事かと思いきや…。

  それ、ドーハのアジア大会ライブですか?

 ◆ホッケー男子3位決定戦。日本<pキスタン。

  残念ながら2≠Sでパキスタンです。

  テキストの速報ですが、便利な世の中ですね。

◇ということは…男子は2008年の北京オリンピック出場権を獲得できなかった…残念。

◆次の機会があるようですが、何回、読んでもよく分かりません。明日の新聞に載るでしょう。

◇女子は、昨日、中国に敗れて準優勝でしたが、北京オリンピックの出場権獲得ですね。

 花巻市富士大学の小沢みさき選手、出ていますよね。すばらしいですね。

岩手県のオリンピック選手 は夏季大会出場者が29人(のべ34人)、冬季大会出場者が9人(のべ14人)です。

◇えっ!? たったそれだけですか!

 人数だけ見れば、東京大学に入るより難しいってことですよね。

岩手県のメダリストは4人のみ。金が1人、銀はなくて、銅メダルが3人。

◇4人といえば、原敬、米内光政、斎藤実鈴木善幸

◆へえ、岩手県出身の総理大臣の数と一緒なんだね。

◇これもすごいことですよね。総理大臣になるぐらい難しい…。

◆どちらも、ちょっと違うような気がするが…まあ、オリンピックに出るのは難しいということ。

 北京に出れば3大会12年ぶり。

 これで岩手の子どもたちも『オリンピックは見るものではなく、出るもの』と思うんだよね。

 でも、心配だ。岩手から出せるだろうか…

◇あら、大丈夫、小沢みさきさんは選ばれますよ。評価高いようだし。

◆城内史子選手、知ってる?

◇はい、宮古北高校から早稲田大学に行った、ウエイトリフティングの選手で、このアジア大会5位でしたよね。

岩手日報には、 こんなふうに 書いてある。

大学卒業後は長谷場監督がコーチを務める金沢学院大(石川)に進み、同大の職員として練習に励む。長谷場監督は「重量級で世界と戦うにはもっと力をつけなければ。365日つきっきりで練習させます」と力を込める。城内選手もやる気十分。「先生の思いに応えるためにも、何が何でも北京に行く」と目を輝かせた。
◇えっ!岩手に帰ってこないんですかぁ…。ああ、このことを心配なさってるんですね。小沢さんの。

◆うん。今、3年生だから、オリンピックの年は卒業1年目。

 これまでのオリンピック選手を見ても、夏季大会では、ほとんどの選手が『出身』選手。

◇たしかに。でも、いいんじゃないですか、「供給県」でも。

◆恥ずかしいことです。「世界レベルの選手が活動する環境にない」ということですね。

◇何をおっしゃる。空気はいいし自然は豊かだし…申し分のない環境でしょうが、このあたりは。

◆じゃなくて、練習場所、コーチやトレーナーなどのスタッフ、

 給料をくれて練習時間を確保してくれる所属先、多くの方からの尊敬や賞賛…

◇なるほど。城内選手は、岩手より石川のほうが「環境」がよいと判断した、というところですか。

◆悔しいけれど、そういうことです。

◇頑張らなくちゃ駄目ですね。やればできるんでしょう。冬季大会を見なさい。

◆…

リクルートのスキーチームには、他県からオリンピックに出たい選手がやってきて、一生懸命頑張ってオリンピックに出ています。金メダルも取りました。

 残念ながら、だいぶ前に解散しましたが…

◆…

走り高跳びの今井美希さんも言ってらしたでしょう、「夢は叶うものではなく 叶えるもの」って。

◆…zzz

◇こらぁ!その夢じゃない。起きなさい!(と、イスを蹴飛ばす)

◆…はぁ〜