今夜のお月様は、月齢が「15.2」、昨日が満月だったそうです。いい、お月様でしたね。
自転車で通勤すると、寒いけど、いい事が結構あります。
(一応、写真撮影は試みましたが…。肉眼の性能が最も高いようです。)
さて、先週、初めて秋田新幹線に出張で乗った時のお話。
【こまち逆行】
秋田新幹線「こまち」が、大曲(おまがり)駅に着くと放送がかかります。
「この先、終点秋田まで進行方向が逆になります。」
えっ!?
「進行方向が逆」という意味がわかりません。戻るのかなぁ。せっかく来たのに。
大曲駅を出発すると、後ろ向きに走ります。ありゃりゃ、やっぱり戻ってる…
でも、ちゃんと秋田に着くんです。不思議です。
【特定特急券】
秋田新幹線が盛岡に向けて出発する時、放送がかかります。
「途中、大曲までは、座席後方に進行します。大曲からは座席前方に進行しますので…」
これは、不思議だけれど、もう、おどろかない。
もうひとつ、
「この列車は全車指定席ですが、秋田・盛岡間には特定特急券が発行されております。お客様のおられない指定席に着席することができます。なお、途中駅から指定券をお持ちのお客様がお乗りになった場合は、席をお立ちください。」
自由席or立ち席みたいな特急券があるんですね。確かに全車指定では、不都合な方もおられるでしょう。
あとから調べてみると、12月1日は通常期だから、510円も安いようです。
空いていることもあり、次からは「特定特急券」で十分かなと思ったりしていました。
大曲駅に後ろ向きで着くと、結構、お客様が乗ってこられます。
指定券片手にウロウロとされている方が何人かおられます。
手元の券と荷物棚の番号を見比べている。何回か。
思い切って
「あのー、この席は…」と声をかけると
「ああ、この席ですか。今、どきます。」と、座っていた人が立ち上がる。
指定券を持っている人は(もう、ほんとに、ずうずうしい!)とにらみます。
立ちあがった人は勿論「特定特急券」ですので、何にも悪くありません。
が、
途中から乗ってきた人は、放送を聞いていないので、「ずうずうしい人」が座っているとしか思わないでしょう。
大曲で、空いている席に移動した人は、その後、角館・田沢湖と睨みつけられ、
3度目の移動で、とうとう、私の近くまで動いてきました。
ああ、ひと睨み170円…
にらまれ移動をし続けることの「精神的苦痛」と、510円の「金銭的苦痛」。
う〜ん。
やっぱり、次も指定席だなぁ…と、小心者の私…。
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◇はい、はい。どっからどうみても、小心者には見えませんが…
あのですね、510円あったらですね、秋田銘菓『金萬』10個入りが、だいたい買えます。
◆だいたい?
◇正確には525円…
世の中のほとんどの方は、金萬をみんなに食べさせたいがために、忍びに忍んで、
「特定特急券」なんだと思いますが…
◆た、たぶん、そういわれると思って、ほら…(自腹だよぅ)
◇あらまあ、10個入り!さすがですねぇ。
◆(ああ、絵に描いたような、真の「小心者」だ…)
◇なに、ぶつぶつ仰ってるんですか?堅くなりますよ、早く食べないと!