がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

輪転機の「はね」

▽今日から盛岡八幡宮のお祭り

  「本組」の地域から「の組」「二番組」の半纏とすれ違いながら通勤しました。

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◇何を、ため息をおつきになって…

◆ため息を「おつきになる」って言い方は、違和感がありますね。なんとなく。きっと正しくないんじゃないかと思います。

それはさておき、生まれ変わっても「これにだけはなりたくない」っていうものありますか?

◇なにを、わけのわからない事を…私は、ありませんね。なりたいものなら山ほどありますが…

◆私は、とうとう発見しました!これだけは勘弁してくれというものを。

◇あっ、あれでしょう。材木町の「宮沢賢治銅像」。どうせ、帽子をかぶることができないとか、くだらない事をお考えなんでしょう。

◆…ちがいます。「輪転機」ってご存知ですか?

◇ご存知も何も、いつも使ってるじゃないですか。

本名は「デジタル孔版印刷機」、あだ名を「リソグラフ」とか言うやつですよね。

大量印刷はコピー機よりも早いし、安く上がるらしいですよね。

◆ガチャン、ガチャンと何百枚も紙を印刷させられて…

◇あらっ、輪転機にだけはなりたくないとか?

ははぁ〜、今日、印刷していましたからね。確かに、hirafujiさんの作業は輪転機に似ているかもしれませんね。

でも、輪転機は自転車よりはいいですよ。だって、回さなくても転ばないから!

さあ、気を取り直して仕事、仕事!

◆で、輪転機の「印刷された紙を受け止めるところ」の三方に「はね」が立っていますよね。

◇よくわかりません…写真を載せてください。

◆ほら、右の写真の、線で丸く囲った部分。

◇ああ、分かりました。紙がばらばらにならないように押えるための「はね」ですね。

◆その、一番奥の「はね」、つまり、飛んでくる紙を身を挺して押えている「はね」…あれは、つらそうな仕事だ。あれだけにはなりたくない…。

◇…。

◆あっ、もう一つ思い出した。ししおどし!

◇ああ、あれですね、窒フ筒に水が溜まると、その重みで傾いて、戻る時に「かこ〜ん」と鳴る。

◆うん、あれの、窒ナたたかれる、下の石…あれにもなりたくないな。

◇…。

◆どうしたの、さっきから、ときどき黙るけれど?おなかでも空いたの?

◇違います。どちらも私が毎日していることと同じだと気がついたんです。

◆へっ?

◇誰かさんの、くだらない話を身を挺して受け止めたり、どうしようもないオヤジギャグの下敷きになって跳ね返したり…

◆そうか…。でも、自転車よりは…

◇…(にらみつけて、いなくなる)