今日でとうとう年度も終わり。お相撲で言えば「千秋楽」
勝ち越しか、負け越しか、星勘定をすればどの程度だったのだろうか…
ところで
私は演劇を観ない(見るレベルに無い?)のですが、芝居やミュージカルなどの舞台ものは、初日から千秋楽まで変化し続けるものらしい
舞台は日々変化するものだ。お客さんの反応で細かい演出を変えるし、せりふを足したり削ったりすることだってある。そういった調整を重ねていけば大抵のことは良くなるし、いじわるな見方をすれば「本番前に作品として完成していれば、幕が開いてから成長するなんてことはないはずだ」という考え方だってあるだろう。でも違うんだって。回数を重ねれば自動的に良い作品になるのなら、お客さんは千秋楽のチケットしか買わない。そして本番前に完成したまま成長しない作品なんて、ライブである舞台で上演する意味がない。幕が開いてから作品がどこまでどう成長するか、その可能性は無限で、同時に、幕が開いてからものすごく成長する舞台は、そうそうないのだ。 MASK of LOVE
出演者と観客が一緒になって作品を育てて行く、そしてその変化を楽しむために(あるいはガッカリするために)同じ作品を何度も見に行くらしい
スポーツ観戦も同様のことが言えそうです
新人チームが練習や試合を経験して「変化してゆく」様子は、私たちに楽しみや喜び、驚きや落胆を与えてくれます
一つのチームを追い続ける、一つの競技を追い続けることの楽しみは、このあたりにあると思われます
春の中・高校生の全国大会もほぼ終了したようです
入賞した選手やチーム、もう一歩で8位に入れなかった選手やチーム、予選で敗れた選手やチームがどう変化して行くか
これもスポーツを観る楽しみの一つだと思います
どうでしょうか?
勝敗ではなく、変化を楽しむための『追っかけ』は
【参考:新聞から拾いましたが漏れや間違いがあるかも知れません。お知らせ下さい】
■春休みの高校生全国大会入賞者(8位以内)
◇2位
挙ケ 男子 福岡高校
カーリング 男子 岩手選抜
◇3位
自転車 女子ロードレース 高橋 久恵(紫波総合高校)
自転車 女子2000m個人追抜き 平舘 美輝(紫波総合高校)
◇4位
ウエイトリフティング 85kg級 芦渡 翔(久慈工業高校)
自転車 男子ャCントレース 千葉 大輔(紫波総合高校)
◇5位
新体操 男子団体 盛岡市立高校
ホッケー 女子 沼宮内高校
卓球 女子シングルス 増沢 薫(専修大学北上高校)
◇7位
ウエイトリフティング 56kg級 三嶋 平(岩谷堂農林高校)
■春休みの中学生全国大会入賞者(8位以内)
◇5位
ソフトテニス 女子個人 伊東若葉・女鹿華菜恵(見前中学)