実は、昨日は仕事をしているフリをして、『岩手県議会 18年2月定例会 予算特別委員会(教育委員会審議)』のインターネットライブ中継をイヤホンでを聞いていました。皆さんごめんなさい
今議会では、2016年に開催が予想される2順目の国民体育大会について、一般質問やら予算特別委員会総括審査で知事が答弁する機会が多かったので、教育委員会の特別委員会でも何かあるんだべな〜と、聞いていたのですが
いろんな話題で喧々諤々
なかでも『県立高校に「副校長」「指導担当教頭」』での質疑に引き込まれてしまいました。本当にすみません。反省してます
「副校長」と「指導担当教頭」については、岩手県高等学校教職員組合→ 新着情報 に詳細がありますのでご覧下さい
かいつまんで言うと、4月から次の2点が変更される予定とのことです
◆教頭先生が「副校長」になる
◆「指導担当教頭」が新設される
ここからは「指導担当教頭」について書かせてもらいますが、「指導担当教頭」は
▽卓越した指導力を持ち生徒に着実に力をつけさせている教諭
▽部活動等においてすぐれた成績を上げている教諭
が対象になり、「45才以上」が一つの条件の様子です
今、学校の先生の給与体系は大きく2本立てのようです
一般の先生方は「2級」、校長先生・教頭先生が「3級」が原則ということで、いままでおられた主任の先生も「2級」であったということです
また、「職」も、先生の場合は基本的には、教諭・教頭・校長の3段階しかなく、今年採用された先生も、これまで何十年も高い実績をあげてきた方も同じ「教諭=2級の給料」であるとのことです
同じ公務員でも、県庁の職員などはもっと細かな「職」と「級別」があり、しばしば、昇任・昇格があると聞いています
これまでは、クラブ活動で全国制覇しても公立高校の場合は「金一封」などは一切もらえませんし、そのことを対象としての「昇給」などもありませんでしたが
「指導担当教頭」は「がんばって成果をあげた人」を評価する制度だと考えます
「教頭ではあるものの、管理職の指定からはずし」ということですから
ャWションというよりも『あなたの実績を給料面で評価しました』ということになると思われます
この制度が導入されれば、勉強・文化活動・スポーツ活動ですばらしい子どもたちを育てることが評価されます
この前、スポーツの「強化指定校制度」も発表され、指導者の長期配置も可能になったとのことです
条件は「追い風」だと思います
どんどん指導者としてのトレーニングを積み、学習指導・文化活動・スポーツ活動を向上させていってほしいと考えます
先生方、がんばってください
【追】
岩手県高等学校教職員組合(県高教組)では、いろいろな問題があるとして導入反対の姿勢です
「なるほど」の部分もありますので、HPでご確認を!
また、質問された斉藤信委員(盛岡選挙区、共産党)のおっしゃることにもかなり「なるほど」があります。こちらも斉藤先生のHPにアップされるでしょうから、ご確認下さい
【追の2】
県教育委員会の関係者は「指導担当教頭」を「スーパーティーチャー」の愛称で呼んでいるみたいです
そのほうが、その立場などが、よくわかるかもしれませんね