オリンピックでも
片手をャPットに突っ込んだままでする
競技はなあ〜んだ?
【ヒント】
全部の種目でャPットに手を突っ込んでいるわけではありません
火薬のほかにエアやビームを使うものあり、普通、競技場は2階建てで、1階では50mの競技、2階では10mの競技が行われています
ャPットに手を突っ込む種目には50mはありません
【答は「続きを読む」に】
【答】
ライフル射撃競技のうちの「ピストル種目」の選手
私もピストルの競技をはじめて見たときはびっくりしました
普通のスラックスをはいて、そのャPットに片手を突っ込んで競技しているんですから
嘘だと思ってる人は、写真で確認してください
(中国のオリンピック選手です。北京五輪のサイトから失敬しました)
ところで、全然動かないライフル射撃はスポーツなのでしょうか?
立派なスポーツです
あるサイトでは「ライフル射撃には高い集中力と忍耐力、きわめて繊細な身体感覚と、コントロールが必要です」とされています
「きわめて繊細な身体感覚とコントロール」とは、体が動いていることを筋をとおして感じ、その動きを止める・修正するということです
八幡平市田山に射撃場がありますが、そこで、オリンピックのコーチの方の講習を見たことがあります
ライフル銃の先にレーザービームを発する装置をつけて、一番姿勢が安定するであろう「伏射」(うつ伏せになって撃つ方法)で50m先の的を狙わせます
狙いはピタリと定まり、レーザーの赤い点は的の中心にあります。さすが、県のトップ選手!
突然、コーチの方がスコープ(銃の上についている望遠鏡)の先をボール紙でふさぎました
当然、スコープからは的は見えません
「そのままの姿勢を続けて!」
15秒もたったでしょうか、レーザーの赤い点は。的の中心から右上に外れはじめました
「視覚にたよって体を修正していることの証拠です。体の感覚で姿勢をコントロールできないと、590点をコンスタントに出すことはできません。トレーニングが不足です」
(注:10点満点の的に60発打ちます。今年の国体の優勝者は決勝までの60発で594点でした)
「的もの」競技は、自分の体を完全にコントロールしようという、本当に繊細なスポーツです
【参考】