県民体育大会スキー競技会(通称:県民スキー)
ジャイアントスラローム成年男子D・E・F・G・Hは45才以上が出場する、国体予選とはまったく関係のない種別です
ほとんどの人が、ヘルメット・ワンピースに選手用スキーといういでたちで
佐々木明か?と見間違う(はずはないけど)ような人もいます
フィニッシュエリアでの会話です
◆じゃじゃ、おめはん、まだまだ早えね〜。来年は「C」さ出で国体狙ったほういんでねすか〜
◇いやいや。カベの中間から遅れて遅れて、さっぱり思ったライン来れねがったおやん
◆おれも、アンダーゲートの下ですっかり詰まってその下で手を着いでしまったんだよな
◇じゃじゃ、転んでもこのタイムすか
◆んだ、失敗さねばあと2秒は早えがったべね
◇来たよ、来たよ、優勝候補!
◆じゃじゃじゃ、早えごど。よっぽど練習したな?
◇ラップだっちゃ、やっぱり違うなはん!
▼わがね、わがね、外側の「雪つぼ」さ3回ばり突っ込んできたじゃ!
◆でも、このタイムだじゃ。やっぱりすんげねぇ〜
◇じゃ、そのスキー選手用でねすか?やっぱり違いあんすべ?
▼うん、息子の去年のやづ借りでらおんや。よぐ走るよ。
んでも、ビベル86だがらよっぽど傾けねどまわらねんだよね
◇はぁ、チューンナップもバッチリすか。スタートワックスも塗ったのすか?
▼一応ね。失敗さねば、あど2秒は詰まったべな
◆俺も来年は、選手用買うがな〜?
来る選手、来る選手、次々に失敗を「自慢」します
どの人も「チャンとすべればあと2秒は早い」と口々に言います
「実力はこんなもんじゃないよ。もっと早いんだよ」というところでしょう
楽しいですね!
来年は、わたしも出ようかな?(だめだめ、ワンピースが見苦しくない身体にしてからです)