がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

守破離をサラっと

どうも私が期待されているようですので(自意識過剰?)

守・破・離について、書かせていただきます

平舘さんのBlog●●日々雑感●●→剣道部・守破離トラックバックしています

専門分野とされている方々がたくさんおられることは承知しておりますが、敢て、「ペーパー初段」の私が解説させていただきます

まちがい等ご指摘下さい

◆その意味するところは

 「守」というのは、模倣すること

「破」は、模倣を破る努力をする

「離」は、模倣から離れ、真の独自化へすすむ

武道に関する記述は慶應義塾体育会空手部のページ←linkが参考になりますのでご覧になって下さい

◆そもそもの出典は、さまざまの説があるようですが

�@「能」を完成させたともいわれる観阿彌の「風姿花伝」から

 (原典からの引用は、探せませんでした)

�A茶道の創始者千利休の「利休百首」から

 (百首目の句:規矩作法 守りつくして 破るとも はなるるとても 本を忘るな)

�B江戸時代の茶人、川上不白の提起

 (これも、原典の引用できません。そもそも原典があるかどうか)

という三説が目に付きますが、判断できません

◆どういうところで使われるかというと

 流派・師範・免許・形・宗家などという概念のある分野、具体には

�@伝統券\・件pの修行

�A剣道をはじめとする武道、古武道

などで使われているようです

◆その他の言葉

 剣道で使われる言葉は、そのほかにも、事理一致・有構無構・懸待一致・交剣知愛・直心是道場・百練自得・智仁勇 など、たくさんあります

剣道は日本古来の武道であり、単にスポーツとしての上達を促すばかりではなく、人間としての成長をもその目的としていることの証左でしょう

◆個人的に

◇ 私は、「武道論」が結構好きでした。ちゃんと単位とりました(はずです)

◇剣道の形の練習も「りあい」(=漢字わかりません:相手はこう考えてこう打つ→こちらはこうなのでこうする→それではと相手はこうくる→ニヤリとしてこちらはこう打ち、きまる)の説明をお聞きしてからは、俄然面白くなりました

◇国際化を進め「欧米型のスポーツ」とするべきか、このまま日本固有の精神文化を持った「武道」で行くか、悩ましいと思います