がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

今度はほんとに全身脱力

森 喜朗招致委員会会長」がIRBに対して行ったという、3つの抗議の内容を読んで、大きなショックを受けました  日本ラグビーフットボール協会サイトの2011ラグビーワールドカップ日本招致委員会 最終報告-link から、そのまま抜き出しています。  2007ラグビーワールドカップ開催国決定時のような挙手投票が民主的であり、今回のような無記名投票という方法はあまりにも閉鎖的ではないかということ  政府保証が必要かという問題であります。日本が税金でスポーツなど認められるわけがありません。企業がスャ塔Tーとなって開催する形をとるのはまずいのかという問題  投票の直前に、投票権を持つ国で、NZ代表の試合を行うというのはフェアではないのでは、ということであります う、応援するのはやめようと思います。 無記名投票が閉鎖的とは、なんのことでしょう NZ代表の試合を行うのがなぜいけないのでしょうか でも、まだ、この二つはなんとなく、理由がわかるような気がします ず、情報が簡単に取れない(票の行方を読めない)ことが「閉鎖的」と言っているのだと、私は、勝手に考えます 一番初めに「日本招致団の分析では最終票数は10・1」(SANSPO.COM 2005.11.19 http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200511/rg2005111901.html)と読んでいたらしいのですが、この最終報告では「推測ではありますが、ニュージーランドが12票、日本が9票で」となっています。 情報収集が甘かったのでしょう 情報は大きな武器になるものですから、そう簡単には手に入らないでしょう 88年6月に1998年の冬季オリンピック国内候補地が投票で長野に決定しました 盛岡断然有利という下馬評でしたが、当時、携わっていた方からこんな話を聞いたことがあります 直前に票を読むと、どうしても盛岡が足りない これからなんとか巻き返しだ。用意しろ。と言う段階で 盛岡には「盛岡に決定まちがいなし」という「情報」が流れた と同時に東京には「盛岡では、市長の指示で、提灯行列の準備が始まった」という「情報」が流された その時、負けを確信した。情報操作で負けた NZ代表の試合を行うことがフェアではないというのは、日本にないものを武器として票をまとめてもらっては困るということでしょう 自国の誇れるものを使って、票をまとめることがなぜだめなのかがわからない たしかに、オールブラックスの試合はお金が儲かるらしい  加えて、オールブラックスの興行価値の高さだ。今年、ウェールズで行われた対オールブラックステストマッチのチケットは45ャ塔h(約9200円)。一方、日本代表との試合の料金は10ャ塔h(約2000円)だ。95年以降、プロ化が進む中、各国協会の台所は苦しい。テストマッチ1ゲームで数億円の収益を生む、オールブラックスの存在は、IRB理事たちにとっても魅力的だった。【神保忠弘】 (毎日新聞 2005年11月19日 東京朝刊) ラグビーチームでは勝負にならないのであれば、別の何かで勝負するしかなかったのでしょうね  アメリカの都市が、委員全員とその同伴者を、ディナークルーズに招待するという晩があるとの情報が得られた。その夜、大きなリュックを背負った男が、委員たちのルームナンバーリストを携えてホテルにやってきた。ボーイにちょっと握らせ、彼らの部屋の鍵を開けさせる。枕の上に「SEIKO」のオリジナル腕時計、もちろん、大会のロゴマーク入りオリジナル、を置いてまわる。ご夫婦で来ている方には、奥様に投票権がなかろうが、もちろんペアのセット。あれっ、リストによるとお一人のようだが、女性の衣類が?ここもペアを置くか。100組の時計を1時間で配らなければならない。 「日本が税金でスポーツなど認められるわけがありません」とは、何のことでしょうか どういうことか分かりません 「閣議了解を得た」といって喜んだはず これには、全身から力が抜けてしまいました 【追】この最終報告のUPに前後して、日本ラグビーフットボール協会のサイトからワールドカップ招致に関するページが見つからなくなってしまいました。いろんなことが調べられなくなりました。ラグビー協会は「閉鎖的」だと抗議してみようかな 【追2】招致委員会関連のニュースは「ニュース」の中にちりばめられていました。ごめんなさい