がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

洋子姐さんと五郎ちゃんと泳法部

昨日(12月4日)、あるお店の周年行事(飲み会)に参加しました。 洋子(ひろこ)・あき子・てる子姐さんの「松樗~」踊り、地方(じかた)?は、てい子・治子姐さんと杵屋勝友可さんで豪華にオープン。ついで、洋子姐さんと五郎ちゃんの「鶴亀」、そして、皆さんでの「金山踊り(からめ節)」。いやぁ〜お見事。盛岡月メ(八幡・本町連合)いまだ健在というところでした。 ところで、身近で「見習い」をやっているという人のことも聞いたことないし、後継者はいるのだろうかという疑問が。確かに聞いてみると、雇用形態とか給料システムとか研修方法とか、今、流行らないシステムらしい。いろいろとご意見もあろうかとは思いますが、すばらしい券\であると私は思います。いつまでも生き残っていってほしいものだと考えます。まだまだ、文化・教養としての日本舞踊・三味線は「稽古事」として残っている様子ですが、その推移はわかりません。なお、あちらこちらのページでは「減少傾向」とはなっていますが、その根拠は明確ではありません。 さて、スポーツです。 スポーツの世界でも古武道・武術として伝えられ長い伝統を誇るものがあります。岩手県では、諸賞流和術(しょしょうりゅうやわらじゅつ)、無辺流棒術(むへんりゅうぼうじゅつ)、柳生心眼流甲冑兵術(やぎゅうしんがんりゅうかっちゅうへいじゅつ)の3つがその代表としてあげられるでしょう。 諸賞流和術-linkは、柔術で、本部道場は盛岡市の新明館橋市道場。高橋京三氏から引き継がれた高橋厚吉氏が師範として伝えているとのこと。また、無辺流棒術-linkは、文字どおり棒術ですが、なぎなたも伝えられており、これも、本部道場は盛岡市の新明館橋市道場、高橋京三氏から引き継がれた井上十三夫氏が伝えているようです。 なお、橋市道場を活動拠点とする、MBC盛岡武道クラブ(総合型地域スポーツクラブ)がその活動内容に「古武道」を入れています。興味のある方は訪ねてみてください。 柳生心眼流甲冑兵術-linkは、護身を目的とした体術のようで、現在、総本部を一関市に置き、星國雄氏が宗家として伝えているとのことです。 そのほか、旧盛岡藩としてだけでも相当数のものがあるようですが、「一閑斎の隠居所」-link→諸藩武術流派一覧表 というサイトに詳しいのでそちらを訪ねて見てください。 実は私、水府流太田派に憧れていました。そういえば、昔、千葉県館山で安房高校の泳法部を見たことがありました。どうなっているのかなと検索してみると、今でも立派に活動-linkしています。がんばれ、元祖、泳法小僧(うおーたーぼーいず)! 【追】以前は「術」が今は「道」これも調べてみたいテーマですね 【さらに追】一閑斎様から諸賞流和術、無辺流棒術の師範が先代のままではないかとのご指摘をいただきました。ありがとうございます。早速調査いたします(05/12/08) 【三回目の追】諸賞流和術、無辺流棒術の師範は一閑斎様からのご指摘どおり引き継がれておりました。訂正いたしました。(05/12/08)