今日は、特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)と特別全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま国体)の、岩手県選手団結団・壮行式に出ていました。
その中に、国民体育大会と障害者スポーツ大会の両大会の選手代表が、決意表明を行いました。
どちらも、素晴らしかったのですが、障害者大会の決意表明の中に、心をうつものがありましたので、
ご本人の許可を得て、全文(強調は私がしたものです)を掲載します。
是非お読みください。
***
決意表明
私は労災で自分の体の一部を失くしてしまいました。
しかし、
それがパラ水泳との出会いとなりました。元々幼い頃から高校まで水泳に取り組んでいたこともあり、パラ水泳に興味を持っていました。
その後、
地域の水泳大会で縁があり、パラ水泳の大会に出場し、パラ水泳のおもしろさに惹かれ始めました。
自分にあるものを最大限に活かして最高のパフォーマンスをする。これは障がいのあるなしに関係のないことだと思います。
私たち選手団の競技する姿を通してパラスポーツがもっと盛り上がり、たくさんの方々に興味を持ってもらいたいと感じています。
また、
リハビリや様々なサポートをしてくださった病院関係者の皆様、私の体を自分の事のように心配してくれた、家族、友人、会社の方々に感謝をしながら自分の競技に全力で取り組み、全力で楽しみたいと思います。
私たち選手一同は、特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」において、
全力で競技に挑戦する姿を通して、スポーツの素晴らしさを多くの方々に広め、競技に対する思いを伝えられるよう、自分の持てる力を最後まで発揮し競技することを、決意いたします。
令和5年9月28日
特別全国障害者スポーツ大会
岩手県選手団キャプテン 千葉 龍成
【結団壮行式(リハーサル)風景】