がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

スポーツと畜産/オガール祭り

OGAL MATSURI 2020 シンャWウム

「スポーツがカルチャーになるために」

という催しに行ってきました。

***

「オガール祭り」のFacebookに、今日の様子が載っています。

こうあります。

合同会社Sports Drive代表高岡敦史氏(岡山大学大学院教育学研究科准教授)をゲストにお迎えしてのシンャWウムが終了しました。

「スポーツ」と一括りにされているものを様々な視点から紐解き、私たちが今後どのようにスポーツと向き合うべきか。地域や食、教育とスポーツを結び付けたらどうなるのか。これからのスポーツの無限大の可能性を感じる2時間となりました。

話を聞いていた盛岡南高校体育科の生徒たちの、未来を考えるヒントになれば幸いです。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

(元の記事は→ この下線部をタップ

イベントの詳細は、この下線部をタップしたところ(Facebook)にあるので、お読みください。

テーマは「ムラ」だと私は思いましたが、

とても面白いシンャWウムでした。

二つだけ、記しておきます。

■とんでもない発展

高校生が、20人ほどきていました。

たぶん、

県立高校の体育科の生徒です。

最後に、

シンャWウムの進行の方が、高校生に(質問はないか)と声をかけました。

一人、手をあげました。

そして、こういいます。

(自分は、家が農家で

 スポーツを離れて、畜産に携わるつもりだ。

 先ほどスポーツにも応用できると

 事例の紹介があった農作業アシスト機械は

 畜産の作業でも使えそうな気がした。

 そうだろうか?)

ということだと、私は、聞きました。

スポーツをテーマとしたシンャWウムで、体育科の高校生が、畜産の話をしました。

びっくりしました。

と同時に、パネラーの方々はどう答えるのだろう…と、新しい興味が湧いてきました。

間髪を入れず、司会をしていた木下さんが

 ・世界の畜産の状況

 ・日本の大規模屠殺方法の問題

 ・これから解決すべき日本の畜産のャCント

 ・作業アシスト機械の可能性と畜産の伸びしろ

を述べ、高校生を褒め、励ましたのです。

私たち「スポーツ村」の人だけでやっているシンャWウムでは、

出てこない質問だったでしょうし、

答えられない答えだったでしょう。

もしかすると、

質問した生徒を傷つけてしまったかもしれません。

すごい人たちに、

スポーツを考えさせてもらうイベントだったのです。

おそるべし★オガール

■外の人を入れることは、途中経過

高岡先生は、

ムラの中の人だけでスポーツを運営して行ってはいけないのだ…

ということを力説されたいました。

次の図を使って、

スポーツの外側にいる方々の力を借りながら、

一緒にスポーツによる地域づくりをしなくてはいけないとおっしゃいます。

なるほど!でも、多くの人が言っていることだよな…

と思って聞いていると、

でも、

外の人にスポーツに入ってもらうのは、

途中経過。

最終的には、

外の考え方を持った中の人たちが、スポーツを運営してゆく必要がある

初めて聞いた考えのように感じました。

私には、

外の力を借りるその先を考えるという発想はなかったのです。

目からウロコが落ちたのでした。

がんばりますよ、がんばりましょうね!

***

■知られていないことは、ないと同じだから、また載せます

6月に、私が勤めている公益財団法人岩手県体育協会の定時評議員会で

「団結・結束 スポーツいわて」宣言が採択されました。

キーフレーズは

今、再びスポーツを通して団結・結束する時です。新型コロナウイルス感染 症を克服すべく、社会全体が前進しようとするにあたり、スポーツは人々の心 を癒し、人々に勇気を与える大きな力を持っています。 「新しい生活様式」のもと、新しいスポーツの在り方を新たな発想で創造していきましょう
「2手先を考える」は、まさに、新しいスポーツのあり方、だと思うのです。

下の画像をタップすると宣言の全文が読めますのです、どうぞお読みください。