土曜日に、用事があって出かけ、
その帰り道に、
岩手県盛岡市の「つなぎ地区」を通ったのです。
つなぎ多目的運動場には、
同じウエアを着た小学生や中学生がグラウンドを駆け回り、
その親御さんと思われる大人がたくさん集まって見ていました。
しばらく車を進めると
太田スポーツセンターがあります。
テニ
スコートは中学生でしょうか、たくさんの子どもたちがプレーしています。
駐車場は満車、こちらも、たくさんの親御さんが土手の上から見ています。
笑顔ではなく、汗が出てきました。
昨日・4月12日の日刊スポーツを抜粋します。
この日の午後2時から富士大と日本製鉄釜石の両チームが、J3いわてグルージャ盛岡の待つ同決勝への挑戦権をかけて戦うはずだった。しかし、同準決勝が延期になり今後は中止も含め再検討される。
ところが、代わりにプレーしていたのは少年や青年のクラブチームで、数時間ごとに入れ替わりながら試合が行われていた。
(日刊スポーツ、相次ぐキャンセルも、岩手県は感染者ゼロ継続へ一丸[2020年4月12日19時49分]→Link)
準決勝は
「
感染者ゼロの岩手で公式戦敢行 12日天皇杯県予選」という日刊スポーツの記事が10日の朝、次の書き出しでyahooニュースに載り(→
Link)
新型コロナウイルスの影響で、すべてのサッカー公式戦が中止になって以降、12日に初めて公式戦が再開することが9日、分かった。天皇杯岩手県予選準決勝の富士大%�本製鉄釜石戦が、12日に盛岡つなぎ多目的運動場で開催される。
その記事に、7千3百件を超す次のようなコメントが入り、
開催が再検討され、延期となったものと私は個人的にとらえています。
***
なぜ、
準決勝は延期になったか…それは、感染拡大防止にほかなりません。
では、なぜ、
子どもたちのサッカーやテニスは行われていたのか…活動が許されたからでしょう。
ところで、
その活動は、
ビフォーコロナの活動と同一ではなく、
ウイズコロナとして工夫されていたものだったのでしょうか。
私には、そうは見えませんでした。
だから、笑顔ではなく汗が出たのです。
***
「遅いインターネット」という
ウェブマガジンサイトがあります。
そこに
福嶋亮大さんの「内なる敵と負の祝祭〜震災と
コロナウイルスの間で」という記事が載っています。
こういう内容紹介があります。
東日本大震災から9年。いま、ウイルスという目に見えない存在が、再びわたしたちの生活を揺るがしています。メディアの報道と政府の対応に迄Mされる日々の中で、福嶋亮大さんは、こう呼びかけます。「いまわたしたちが直面している現実が、正しくも、美しくもないことを引き受けるべきである」と。ひと呼吸おいて、読んでみてください。
子どもたちのサッカーや
ソフトテニスをみて、
この二つの文が気になったのです。
■知識のあり方次第で、リスクという「存在」そのものが生じたり消えたりする。
■いまわたしたちが直面している現実が、正しくも、美しくもないことを引き受けるべきである。
私たちはコーチとして適格なのだろうか…。
(福嶋さんの記事には、
この下線部をタップすると行けます)