がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

まつたけの思い

今日・11月24日に

Finding wishes of crafts. At the hall of sports symposium.

平成29年度岩手県生涯スポーツシンャWウムが行われ、

参加してきました。

会場の岩手県盛岡市の「ふれあいランド」では

全く知らずに行ったのですが、

第25回岩手県障がい者文化件p祭が行われており、

絵画、書道、工戟A写真などの素敵な作品が展示されていました。

お昼休みに作品を見て歩いていると

毛糸で編んだ「まつたけ」と「太鼓」が目に入りました。

「さわって香りを楽しんでください」

とありましたので、

まつたけを手にとって試してみましたが

キノコの香りはしないのです。

作品の説明書きを読むと、

まつたけには「青森ひば」のチップが入っているというのです。

まつたけを見ると、まつたけの香りを期待する、単純な私でした。

そして

落ち着いて説明書きを読んでみて

驚き、感激しました。

***

作品の脇にあった「紹介用紙」には

題名が「復興祭り(香りの楽園)」とあり

作品の説明には、こうありました。

近年の水害や災害の復興のために思いを込めて作りました。

香りの楽園ということで、さんさ太鼓にはラベンダー、タコとまつたけには青森ひばのチップを入れました。

(略) 

タコと一緒にお風呂にゆっくりつかり(ゆでダコ注意)

ラベンダーの香りでやすらかな睡眠はいかがでしょうか。

あなたのそばで復興を祈っています。

復興を祈って編み上げた作品だったのです。

においを試して

(なぁ〜んだ、まつたけの香りがしないじゃないか)と

すぐに作品をかごに戻した自分を恥じました。

すべての作品には、思いが込められているのです。

以前、

高校生のャXターを見て覚えた大切なことを、すっかり忘れていました。

(その記事は、この下線部をタップすると読めます)

どんな思いが込められているのか、という視点で、ものごとを見なくなったということは、

きっと、

思いを込めたことをしていないという証拠でしょう。

気をつけます、気をつけましょうね。

***

あ、シンャWウムの様子です。

講演は「スポーツ振興を通じた地方創生」

講師は、間野義之さん(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)

シンャWウムテーマは

「誰もが気軽にスポーツに親しみ、

 健康で生きがいと活力のある社会の実現」

コーディネーターは左側の

・間野義之さん

シンャWストは右手の4人

左から

・坂本淳さん

 (盛岡市スポーツツーリズム推進室長)

・晴山弥子さん

 (花巻市長寿福祉課長寿担当上席主任・理学療法士

・鈴木美智代さん

 (NPO法人前沢いきいきスポーツクラブクラブマネージャー)

・三浦拓朗さん

 (岩手県障がい者スポーツ指導者協議会事務局長)

多くのヒントがありました。

皆さま、ありがとうございました。

パネルディスカッションでは

スポーツツーリズム、高齢者の介護予防、地域スポーツ、障がい者スポーツの4分野からのお話がありました。

間野先生から

(4人の発表に共通するものは、いったい何でしょうか)という問いがあったのですが、

私はこうだと考えました。

4つの発表の共通点は

「地域に住んでいるすべての人を元気にしようとしていること」

そのために

「スポーツ『も』ある生活を提案していること」

いかがでしょうか。