同じ東北での開催で、1試合でも多く試合を行い、昨日・10月31日まで岩手県の遠野市で行われていた見ている人々に勇気、感動を与えたいと思い、1戦1戦戦いました。
守備より攻撃に枚数をかけ、前に前に出て行くサッカーを体現しようと選手と話しました。
「まだまだ復興が続く中」から「復興から成長へ向かっている東北地域」へ。
これからもスポーツの力で微力ながら地域の為に頑張らせて頂きます。
「第24回全国クラブチームサッカー選手権大会」で連覇をはたした
「いわきFC」(福島)の
田村雄三 監督のコメントです。
(原文は、この下線部をタップして日本サッカー協会のサイトでご覧ください)
前に前に出て行くサッカーで、
「まだまだ復興が続く中」から「復興から成長へ向かっている東北地域」を表現し
見ている人々に勇気、感動を与えたい
しびれます。
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いわきFCに注目していました。
VictorySportsNews というサイトに
【現地取材】いわきFC、異端の戦略。「産業として成立するなら東北リーグでもいい」
と見出しの記事が載っていて
その中の
まずは"革命"の話から始めよう。いわきFCの挑戦を革命的と称したくなるのは、日本のスポーツビジネスの常識を覆そうとしているからだ。従来の日本のプロスポーツは、勝利に多大な価値を置いてきた。勝利によって集客し、勝利によってイメージアップを図り、勝利によって協賛金を集めようとする。
いわきFCが壊そうとしているのは、枠にはまったそんな価値観の持ち方だ。
プロスポーツの価値が、たったのそれだけなわけがない。
競技だから、勝利はもちろん目指す。
しかし、結果は結果にすぎない。
大切なのは勝利を追求する過程で、観戦者をどれだけ感動させ、勇気づけ、希望を抱かせるか。
大倉(注:大倉智代表取締役)は断言する。
びっくりするような考え方です。
そしてこう続いています。
「いずれJ1に昇格しても、それは結果にすぎません。スタジアムがいつも満員で、産業として成立するなら、舞台はJ3でも東北1部リーグでも問題ないんです」私は、強く同意し、
さらに、
冒頭の監督のコメントを読んで大きくうなづいたのでした。
(VictorySportsNews「いわきFC、異端の戦略」はこの下線部をタップすると読めます。ぜひお読みください。)
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この前、
「都道府県のスポーツライフ・データ」をサイトで公開しました。
標本数が少ないので、都道府県別のデータは出していなかったが、
要望が多かったため
「2010年から2016年の4回分の調査を統合したデータを再分析し、
本サイトにのみ結果を公開しております。」
という統計上の注意をつけたうえで
▽週1回以上の運動・スポーツ実施率
▽アクティブ・スポーツ人口の割合
▽スポーツクラブ加入率
▽直接観戦率
▽スポーツボランティア実施率
の5項目について順位つき藤堂府県別データを公開してくださいました。
興味深いので調べてみると
2010年から2016年のデータのほか(データは、この下線部をタップ)
2000年から2008年のデータもありました。(00-08は、この下線部をタップ
5項目を表にしてみるとこうなりました。
せっかくなので
2008年と2016年の国民体育大会の男女総合順位もつけてみました。
いかがでしょうか。
昨年の地元国体では、2位という素晴らしい成績を残しました。
今年は目標を上回る14位で、選手たちは、よくがんばったのです。
でも、
スポーツに関して
私たちがお手伝いしなければならないことは
たくさんあるのです。
いわきFC のような考え方を持ちながら
勝利を目指して行きたいのです。
選手は強くあることを目指す、
でも、
県民の皆さんが
スポーツ実施率や観戦率をあげ、
スポーツをしたり観たりして元気に明るく生活してゆくことができるのならば、
万が一
20位台に下がっても、30位台になってしまっても構わないのかもしれません。
がんばりますよ、がんばりましょうね!