日本体育協会の情報誌
「Sports Japan(スポーツジャパン)」2016年9・10月号(通巻27号)が
発行されました。
特集は
「まもなく開幕、岩手国体!」
なかみを見れば
■国体をきっかけにまとまった「オールいわて」のチーム力
岩手から、届け全国へ! 復興支援の「ありがとう」
■国体通信
希望郷いわて国体が担う大きな役目
巻き起こるムーブメント! 岩手が国体の歴史を変える
そして
■スポーツを生かした地方創生(第3回)
ビッグイベント開催により、人と人との絆を深めながら
復興、街づくりをめざす釜石市
まるで、
岩手県のために発行されたかのような内容でした。
失礼を承知しながら、
まず
『国体をきっかけにまとまった「オールいわて」のチーム力』
の
岩間隆岩手県国体・障がい者スポーツ大会局局長のコメントを抜き出します。(注:改行、強調は、平藤によるもの)
われわれは『特別な大会』と言っているのですが、そして、間野義之早稲田大学スポーツ科学学術院教授がお書きになった震災から復興の姿を
全国から訪れる選手、関係者、観客の方々に見ていただくと同時に、
復興支援に対して、感謝を伝える大切な場として捉えています。
国体を通して、県の魅力、文化を発信していくことも重要なのです。
岩手県は面積も広いですが、すべての市町村に関わってもらい、県全体を壮大な舞台ととらえ、県民一人ひとりがそれぞれの役をこなしてもらいたいと考えてきました。
震災からの復興のなかでの開催準備は困難な部分もありました。
いまだ約2万人の応急仮設住宅等の居住者がいますが、
その方々を含めて、
前へ向っていくきっかけにもなっていると思っています。
特に、
岩手の未来を築いていく、多くの子どもたち参加してもらうことで、
共通の素晴らしい思い出と、
困難ななかで、県民一体となって成しえたという自信を残していきたい。
それが今大会最大のレガシーになると思っています。
新しい岩手に向かう、未来づくりへの大いなる試みですね。
『スポーツを生かした地方創生』
の
ラグビーワールドカップの岩手県釜石市開催に関する記事を抜き出します。(これも、改行は平藤によるものです)
できるだけ多くの住民が、***大会が行われることにワクワクできるようにしていくこと。
すなわち合意形成ができるかどうかが、大会の成否のカギを握っているのです。
住民たちの共通の思い出をつくることができれば、
それは後々まで語り継がれる地域のレガシーとなります。
こうしたソフト面のレガシーは、
地域の愛着度を増すことにつながるのです。
もうすぐ本格的に始まる
希望郷いわて国体・希望郷いわて大会、
2019年に釜石市でも行われる
なにか、
素敵な時に素敵な場所に生きているような気がしてきました。
がんばりますよ、がんばりましょうね!
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