今日、
10ヶ月間、外国に留学していた、二人の女子生徒が、
帰国のあいさつに私のところにいらっしゃいました。
一人は、フランスで、
もう一人は、イタリアで、
ホームステイをしながら、現地の学校で勉強し、7月11日に帰国してきたのです。
この前、
フィンランドに、やはり10ヶ月留学していた生徒とお話しをしたのですが、
留学から帰ってくると、
とても大きな声で、はっきりとものごとを話すようになります。
はじめの数ヶ月で、
自分を表現する力が全く身についていないことに気がつくのだそうです。
言葉だけの問題ではなく、
行動様式がそうなっていると感じるそうです。
全員が、
大きくなって帰国してきます。
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お土産をいただいてしまいました。
左は、
パリのエッフェル塔の前の露天で買ったという
エッフェル塔のキーホルダー。
右の上下は
イタリアではとても有名な、チョコチップ入りのクッキー。
彼女たちが帰ってから、じっくりと眺めてみると
クッキーの材料表示は四ヶ国語で記してあります。
ヨーロッパって、こういうことなんだよな…と、しみじみと感じます。
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フランス帰りの生徒とは
当然、
テロの話になりました。
テロが起きた街とは遠いところだったので心配なかった…
ということでしたが、
そこまでは行かなくても…
というところで、彼女は、ことばに詰りました。
まだまだ、日本語が元に戻っていません。
しばらく考えていましたが、
(あ、デモ、デモ行進、manifestations!)
と叫びました。
すると、
イタリア帰りの生徒も
(ああ、manifestazione!)
と同時に叫びました。
デモは、
どちらでもしばしばあったようです。
盛岡では、
デモ行進をしばらく見ていないような気がします。
世界って、こういうことなんだろうな…と、またまた、しみじみと感じました。
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フランス語では、manifestations
イタリア語では、manifestazione
じゃあ英語は…
と調べてみると、demonstration
なんか、意味が違うような気がしました。