今日から出勤しております。
8日ぶりです。
あ、入院しておりました。もう大丈夫(の、つもり)です。
関係の皆さまには、ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
あ、
写真の元は、岩手県薬剤師会の作った「健康啓発クリアファイル」です。
いたずらして済みませんでした。
これも、お詫びいたします。
クリアファイルについては
↓
http://wave.ap.teacup.com/hirafuji/2551.html
***
再び、気胸です。
去年の10月、左の気胸の手術を受けました。
ここ→ http://wave.ap.teacup.com/hirafuji/2649.html や
ここ→ http://wave.ap.teacup.com/hirafuji/2648.html に
記事があります。
実は
その時に、
(右にも、気胸のもととなる「嚢胞(のうほう)」があるからね)
と、
言われておりましたが、
果たして、
右の肺が破れてしまいました。
前回は
勤務先→かかりつけ医→自宅→大学病院→入院→手術
でしたが、
今回は
勤務先→かかりつけ医 のルートまでは同じでしたが
かかりつけ医、から、大学病院直行、でした。
大学病院では
内科の先生も
外科の先生も
病棟の看護師さんのほとんどの方も、皆さん、私のことと、前回のことをおぼえていてくださって、いました。
ありがたいような、そうではないような、複雑な気持ちです。
皆さまのおかげで、嚢胞はなくなり、空気も漏れなくなって、今日の職場復帰であります。
感謝しております。
***
昨日、
退院と今日からの職場復帰を報告するとともに、
ちょっとした不具合を相談するために
かかりつけ医に行きました。
午後は2時からの診察時間ですが、
出る時に、さまざまな、私の「てこずり」があり、到着が2時を15分ほど回った時刻となりました。
待合室にはだれも患者さんがいません。
受け付けでは
私が来たことを、電話で先生に伝えたようです。
でも、
しばらく私は呼ばれません。
(まあ、誰もいないし、時間もたっぷりあるから、待ってよう…)
と、昼のワイドショーを見ていると
階段から誰かが降りてくる気配がしました。
(おお、先生は、二階にいたのか。
何か手が離せない仕事だったんだろうな…)
足音は、私の背後で止まりました。
先生は、私に向かってこう言いました。
「チャンネル、替えていい? 抽選会してるのよ、今」
(な、なんの抽選会だろう!?)とは思いましたが、
(いいですよ)以外の返事は考え付きません。
先生は、
「第97回全国高等学校野球選手権岩手大会」の抽選会を中継している局に
チャンネルを替えました。
「まだ出てこないのよ、うちの学校」
しばらく二人で抽選会を見ていました。
*****
すごいな、高校野球って!
先生は、
私と同じクラスになったことはありませんが、
私と同じ高校に
同じ年に入学し、同じ年に卒業した、いわゆる、同期生。
部活動は
何をしていたかは覚えていませんが、
野球部ではないことは確かです。
だって、
その先生は、女性ですから!
全く野球部とは関係なかったのに、
夏の大会では
母校が
どことあたって、どこまで勝ち進むだろうか…と、気にしているのです。
高校野球には、
卒業生にとっても、
とんでもない魅力があるのですね。
先輩方のそういう気持ちまで背負って、
選手は
試合に臨まなければいけないもの、なのです。
***
診察が終わって、待合室に戻ってくると
見たことのある校章を付けた制服を着た生徒がインタビューされています。
な、な、なんと
私が勤めている
法領田 剣(ほうりょうだ つるぎ)選手が
選手宣誓のくじを引き当てたようです。
とびあがって喜んで、
また、肺が破れるところでした。
素晴らしいチャンスを与えてもらいました。
今朝の岩手日報には
『「全チームを背負ってやることになる。
選手みんなの気が引き締まるようなものにしたい」と意気込んだ』
という法領田選手の選手宣誓に対するコメントが載っていました。
とても頼もしいコメントですが
背負うべき「全チーム」には
選手、在校生だけではなく、
私の同期生の女医さんのような、岩手県の高校を卒業した人たちも含んでいるのです。
大役、大いに期待しています。