東京都
墨田区が行っている
「すみだガバナンスリーダー養成講座」のサイトがあります。
そこに、最近、
『【第12回レメ[ト】 「なぜ、必要?」から、
助成金を考えてみよう!』
という記事がアップされています。
書き出しはこうです。
今回の講師は、6月の説明会でもお話しいただいた山田泰久さん。1996年日本財団に入られ、今年4月からは、NPO法人CANPANセンターでもご活躍です。助成金を出す側の経験をもとに、「審査では、一体どこを見ているのか」などをお話しいただき、受講生は自分たちだけではなかなか見つけられない新たな視点を得ることができました。
そして、次に
山田さんが最初におっしゃったのは
「助成金は継続してもらうものではない。団体の成長のタイミングで活用するもの」
ということ。
さらに、
時間軸の観点でも、「審査者は事業実施後の『さらにその先』までをイメージしているので、申請者もその視点を持つことが必要」とのコメントをいただきました。
として、このチャートが載っています。
どの内容も、
助成を受けるとか受けないとかいう視点からではなく、
何か事業を行う時には、とっても、大切なことだと考えます。
そして、
うっ!? と、考え込んでしまうのです。
(全文は、
この下線部をクリックすると読めます。ぜひ、お読みください。)
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11月8日の
岩手日報スポーツ欄の記事を覚えていらっしゃいますか。
第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」を終え、本県は天皇杯(男女総合)得点で807・5点(参加得点を含む)、順位は37位と目標の970点、20位台に届かなかった。2016年岩手国体を見据え、年次ごとに各競技団体が設定した目標点や、大会直前の予想得点と比較しても大きな隔たりのある競技が大半を占めている。
という書き出しで始まり、
この一覧表が載っています。
ここで、
うっ!? と、考え込んでしまうのです。
(記事は、
この下線部をクリックするとお読みいただけます。リンク切れ用心pdfが、
ここ。)
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◇で?
いったい何を感じているんですか、二つの話から。
◆「成長のタイミング」と「さらにその先」を考えるべき、
いや、考えているはずの事業が、
「2016年岩手国体を見据え」と新聞に書かれてしまっているという事実。
◇2016年に
岩手県で開催される、
第71回
国民体育大会(希望郷いわて国体)までのさまざまな準備と、
その開催が
岩手のスポーツの「成長のタイミング」だとでも?
◆そのとおり。
◇でも、
助成金なんか出ないでしょ。
大会を運営するお金は出ても、「成長のための」関連事業に対するお金は出ない…
◆確かに、お金そのものは出ない。
でも、やっぱり、大きなタイミングだと思わない?
◇そういわれれば。
◆そのタイミングに何かをして、イベント後も何かをし続けようと、私は、言い続けているんだ。
言ってるだけ、だけどね。
◇なるほどね。
だから、
見据える先は「2016年」じゃなくて、さらにその先…
ということを、
新聞が書いてくれるような「企て」を、私たちが見せなきゃいけない、ということですね。
◆そういうこと。
(成長できるんだろうか、私たち)と心配になり、
そして、
なにか、がんばってみようかな…と。
◇と、思っているだけ、ブログに書くだけ! でしょ。
◆ぎゃふん。