今日、8月18日
校長は、こんなことを言っています。
■■こんなこと、始め■■
生徒の皆さんには、
夏休み中に、様々な活動をしていただきました。
全国レベルでいえば、
南関東で行われた、全国高校総合体育大会
茨城県で行われた、全国高校総合文化祭 に参加しています。
これらにつきましては、
後ほど、
参加した結果を報告していただきます。
県内でも
夏休み期間中には
音楽部や吹奏楽部の定期演奏総会、合宿や遠征、演劇の地区大会などの様々な大会が行われておりますし、
さらには、
国民体育大会の東北ブロック予選などでも、本校生徒が活躍しました。
他にも、NGOなどの民間団体の行う事業、
また、個人的な取り組みがあったかと思います。
もちろん、皆さん個人個人が
夏季課外や、学習に関する様々な取り組みにも参加して、力をつけたことは言うまでもありません。
生徒の皆さんの積極的な取り組みと、
ご指導された、先生方をはじめとする関係者の皆様に、感謝するものです。
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さて、
夏休み前の終業式で
「運がいい」というお話をしました。
サッカーJ3・グルージャ盛岡の鳴尾監督のお話をご紹介しました。
運がいい人は
�@日頃から何かになりたいという「オーラ」を発し続けている
�A周りの人たちが、そのオーラを感じて、気にしてくれている
�Bその、周りの人たちが、
「運のいい人」に、関連する人たちや認められるチャンスを紹介してくれる
�Cその機会をいかして、成功する人が「運のいい人」
つまり、
何かになりたい、こうありたい…というオーラを発すること、
そして、何よりもオーラを発する準備を怠らないことである。という程のことでした。
つまり、よく、努力して、よく発信する人が、チャンスをものにする「運のいい人」なんだよ
ということです。
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話は変わります、昨日、山田町で行われた「復興交流事業」に参加して下さった皆さん、
雨の中、朝から夕方遅くまで、ありがとうございました。
今朝、参加した皆さんからの報告が、まとめられています。
すべて、素晴らしい報告文ですが
その中で、一つ、皆さんにご紹介したいものがありました。
長くなりますが、全部、読みます。
***報告文、引用開始***きっと、この人は、これから、「運のいい人」になるはずです。私は今日、被災してから初めてのボランティア活動に参加しました。今までテレビの中だけでしか被災地の状況を見たことがなかった私は被災者の方々との交流も始めてですごく緊張しました。
バスの中でのお話は(注:行きの地元の方お二人に、震災津波と復旧・復興のお話をしていただいています)生々しく、テレビやラジオでの情報しか知らない私には物凄い衝撃が走りました。ボランティアというものが理解されず、岩手の役所は捜索活動の為にボランティアを受け入れ拒否したりという話や、入札額が多くないと言って建物の建設をしないという事が凄く聞いていて辛かったです。
公民館に着いた時、私は凄くドキドキしました。上手く話をできるだろうか、相手を不快にしてしまわないだろうか、色々考えました。しかし、それは杞憂でした。どの方々も楽しんでちぎり絵をして、人から頼られて、すごくやり甲斐がありました。私自身楽しみながら活動することができました。
最後の音楽部のコンサートは本当に良かったです。会場のみんなが一体となって歌を歌い、音楽というのは本当に素晴らしいものだと改めて実感しました。
今日、私はもともと人の為に何か少しでもできることをしたい、と思い参加させていただきました。でもそれはすごくおこがましいことだったのかもしれません。私は本当に普通の日常生活を送っています。家族もみんな健康で恵まれています。そんな私が辛い経験をした人たちを励ましたり、同情して泣いたりして分かった気でいるのは酷いことなのかもしれないと思いました。
私はずっと行動をとらなかったからです。これは私が今日聞いた話で一番嫌だった役所の上の人たちと同じことだと思いました。
私は、自分の駄目なところばかりで自分がずっと好きになれずに沢山悩みました。これを機会に、好きになれるような行動をして自分を磨いて好きになれるように努力していきたいと思いました。今日はこのような機会を与えていただきありがとうございました。
このボランティアは被災者の方々だけでなく私も助けてくれました。
本当にありがとうございました。
***報告文、引用終了***
夏休み中には、
この人に限らず、
皆さんには、このような、運をよくする機会が、たくさんあったのだと思います。
それを、どんどん活かしていってください。
*****
さて、
夏休み明けは、皆さんにとって、本当に大切な時期です。
体操の跳馬でいえば、
夏休み前が「助走」、夏休みから冬休みの間が「技の展開」、冬休み以降は「着地」と言えるでしょう。
これから冬休みまでの、ほぼ4カ月が、来年の、今頃、自分がどうなっているかということを
決めてしまう時期だと私は考えています。
しっかりとした学校生活を期待しています。
■■こんなこと、終わり■■
昨日の「復興交流事業」については、後ほど記事にしますが、
昨日のことの報告文が、
なんで、今朝の校長の話に盛り込むことができるのか…
今朝、こうなって私に届いたのです。
プリントアウトされたA4版の紙が61枚あります。
担当の先生から、
参加した88名のボランティア生徒(音楽部の41人を除く)に
帰りのバスの中で、スマホ、携帯を使って報告文をまとめ、
その日のうちに
指定のアドレスにメールで送るよう指示があったのです。
素晴らしいアイデアですよね!
口を開けて寝ていた自分が恥ずかしい。。。