がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

日本家屋のつくり

せっかくここまで来たからには、この写真をとらねばなりません。

本来の県境は右の標柱。

左の標柱は「いわて・あきた県境国取り合戦2013」で岩手県秋田県が勝負した結果の、今年一年の県境。

なにそれ?

という人は、この下線部を読んでみてくださいね。

県境をまたぐ温泉施設で、一緒に食事をした西和賀に住む親類から

「国取り合戦は、とっても面白いぞう!今度、来てみろ!」

と言われたので、

「知ってます、知ってます、来年こそは、選手で出ようと思います!」

というと、その人は私のあまたのてっぺんからつま先までを、ずずずっと眺め、

「やめろ、やめろ、見るだけにしておけ!」

ぎゃふん!

**********

今日はお葬式でした。

私の祖父が出た家の人で、まだお若いのです。

ご自宅での葬式でした。

いろいろ思い出しながら、座っていましたが、

故人のお父さん、お母さんの背中を見ながら、

(もしかして、この部屋に、小澤征爾さんが泊まったのかなあ…)

と思った瞬間、

涙が、ボトボトボトボトボトボトと流れ出して、どうしようもなくなってしまいました。

悲しいですし、悔しいのです。

でも、

自宅のお葬式って、本当に大きな意味があるんだと思いました。

お葬式をしている間、祭壇のある「座敷」と玄関を挟んで反対側にある「台所」から、故人の孫の声が聞こえてくるのです。

タチツテトとタチチュテチョを、まだ上手に話しわけることができない女の子の声が、お経の合間、弔辞の合間に耳に入ってきます。

(そうか、故人は孫に、繋がっているんだ…)

日本家屋って、こういうことを知らせるつくりになっていたんですね。